まさかの8年ぶりにファームジョブを体験している筆者ですが、7月からブルーベリー、ラズベリーときて、今はビクトリアのワンガラッタという地域でチェリーピッキングをしています。今年はコロナの影響で人手不足ということもあり、ウエイティングも無くすんなりと働けています。
チェリーピッキングと言えば、1か月で100万円稼げるという噂のファーマーの中でのドリームジョブと呼ばれ、数週間待ってもなかなか仕事にありつけない、とても人気の高い仕事の一つでした。今回はそんなチェリーピッキングの実情をリアルな現場で働いている筆者がお届けしたいと思います。
まずは、気になる「ホントに稼げる仕事なのか?」という点。トータル的にいうとイエスです。なぜなら労働時間が長いから。
チェリーピッキングはハイシーズンが短いという事もあってほぼ毎日、早朝から長い時は10時間も働きます。しかし歩合制なのでもちろん頑張らないと結果は出ません。一つのトレイを満タンに貯めて11ドルです。最初は8杯しか取れなかった筆者でしたが、日に日に慣れてきて約1週間ほどで20杯以上取れるようになりました。これは、たくさんチェリーがなっている木に当たるか当たらないかということもあるので、運もあると思います。トップピッカーのレベルになると、なんと30~40杯も取る人もいます。このレベルになると週に3000ドル越えになってくるので月100万以上もうなづけます。
基本的にいつでも休憩を取っていいのですが、皆結構頑張っているので最初は少ししか休憩を取らなかった筆者ですが、最近はこのようなタイムスケジュールで行動しています。
6:00仕事開始
9:00休憩
9:20仕事開始
12:00ランチタイム
12:30仕事開始
4:00仕事終わり
また、日中はとても暑いのでドリンクも必須です。筆者は水などを凍らせて多い時は4リットルほどを飲む干します。仕事が長くなる時はコーラやアイスなどが配られ、のどがカラカラだったのでとても美味しく感じることが出来ました。
こうしてみんなで汗を流して頑張る喜びもまた、新鮮な経験でした。仕事終わりの一杯の美味しさが身に沁みます。体力に自信があり、美味しいチェリーを食べたい人は、是非チェリーピッキングに挑戦してみてくださいね!
ライター:mii@Aus