ワーキングホリデーの滞在手段として有効なのが、シェアハウスでの滞在。家具や寝具、ビルが込みでいろいろと節約出来るのが魅力ですが、その反面デメリットも多くあります。今回は、そんなシェアハウスでのデメリットや詐欺に合わないようにする対策などをご紹介したいと思います。
まず、シェアハウスのトラブルとしてよく挙げられるのが
・家賃が最初に提示されていた額と異なる
・ボンドが返って来ない(全額戻らない)
・自分の物やお金が盗まれる
などです。
部屋やバスルームが最初に見せてくれた写真と違って汚かったりすることはよくありますが、上記の例はかなり最悪なトラブルの例です。筆者も昔、女子8人で暮らしていたことがあるのですが、シェアメイトの調味料や食べ物が少しずつ減っていくということがありました。筆者も卵の数がなんとなく使ってないのに少なくなったような?(いつもは無頓着なので気にして無かったのですがさすがに気付きました)と思った頃には、隣の子の醤油も半分以上無くなったりしていました。結局、犯人はまさかのシェアメイトでも1番年上で、しっかりしてそうなお姉さんだったのが衝撃の事実でした。
さらに筆者の知り合いが住むシェアハウスは、ボンドが返って来ない、もしくは減らされて返ってくるという事態が勃発していました。手口はそれとなくビザのタイプを聞き出し、学生ビザなどでまだまだオーストラリアに残りそうな人のボンドはあらゆる言いがかりを付けては返金額を減らし、ビザが切れて日本に帰る場合は明日送るから、銀行の振り込みが遅れているなどと嘘を付き、挙げ句の果てに全ての連絡手段をブロックするという、なんとも悪質な手口です。
それでは、どうしたらこういった被害を避けることが出来るのか。
筆者の個人的な意見としてはまず、安すぎるシェアハウスは選ばないことです。バックパッカーもそうですが、相場以下の宿は、人としてのレベルもかなり低い傾向にあると思います。安さよりも安全を選んだ方が賢い選択だと思います。また、契約をする際、ボンドや家賃を払う時はテキストや会話をスクリーンショットや録音しておく事が大切です。そうする事でもし、オーナーが最初に言っていた事と違う場合、証拠を見せる事でうやむやに終わらせないようにするのです。
このほか、オーナーとの会話や会った時に信頼できる人物かを見抜く事も大切なポイントです。たとえば小さな物事を適当にしたり、後回しにするようなオーナーは、ボンド返却にもルーズになると思っておいた方が良いでしょう。
いかがでしたか。住居は生活する中での大切な基盤で、そこは絶対に妥協しない方が快適なワーホリ生活を送れるポイントでもあります。もし、オーナーが優しくてフレンドリーだったとしても、きちんと確認するべき事、話と違っていた場合はしっかり話して解決していくことが大切です。
ライター:mii@Aus