さて、ワーキングホリデービザで最長3年の期間が伸ばせることになったオーストラリア。その期間中に語学学校へ行く人がほとんどだと思いますが、英語をある程度学んだ後、もしくは英語が最初から出来ていて何か他のことを学んでみたい人もいると思います。
今回は英語で学び、自分のスキルアップに繋がるTAFEについてご紹介したいと思います。

TAFE(Technical Further Education)とは、日本で言う専門学校のようなもので、各キャンパスで幅広い分野の専門指導を行なっている公立の職業専門学校の一つです。オーストラリアには100校のTAFEがあります。また、TAFEでは大学の学士号に次ぐ資格であるDiplomaやCertificateを取得することができます。
コースは短い期間のもので数週間から半年間、長い期間だと1〜3年のものもあります。専攻やコースはバリエーションに富んでおり、エンジニア、教育、芸術、言語、コンピューター、農業、ビジネス、ヘルス、ホスピタリティ、ビューティ、ツーリズムなど多岐に渡ります。オーストラリアの全ての職業をカバーできると言っても過言ではありませんね。

実際に筆者も、パティシエやベイカリー、ビューティセラピストなど色々悩み、結局ネイルの専門学校に行くことにしました。TAFEのコースを終了した後は、実践的な教育によって身につけスキルを活かしてすぐに働けると言うのが強みです。また、TAFEは大学と違って学費が大幅に安く、クラスメイトの大半が留学生なので言語などの面で助け合いながらアットホームな環境で学ぶことができます。

ちなみにTAFEの費用は学ぶコースや期間によって異なりますが大体、1年間で$14,000~$16,000(日本円で120〜140万)で3年生の大学の授業量よりもかなり抑えることができると思います。また、留学生でもアルバイトができるので時間的な余裕があればアルバイトで生活費を補うなうこともできます。
筆者の場合は3ヶ月のコースで教材などを合わせても$6,200程でした。日本では、ネイルはやってもらうばかりで、まさか自分が施術する側になるとは。渡豪する前は夢にも思っていませんでした。
日本で普通に大学を出てしまうと、なかなかその後に美容の専門学校に行こうとは思わないだろうし、思ったとしても容易にできることではないと思います。こちらにいるとみんな、自分に合った仕事を楽しんで働いている!ということに驚かされます。実際、筆者も大学に行くか悩んでいた時にローカルの友達に、君はアートが得意で、美容の知識があるからネイルのTAFEという選択肢もあると諭されました。そして、心がそちらの方が楽しそう、やってみたい!と思ったのでその後すぐに入学の手続きをしました笑。その結果人生においての掛け替えの無い楽しみに至るまでの大好きな仕事に巡り会えたのです。

いかがでしたか? 海外生活、ここでしか出来ない経験をし、自分の将来に役立つスキルが身に付けられるのは素晴らしい事だと思いませんか。
自分が本当にしたい事を見つけられるいいチャンスだと思うので、是非いろいろなことに挑戦してみてくださいね!

ライター:mii@Aus


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