日本では公共の交通機関を使うときに電子カードで支払うシステムになっているのが主流ですね。SuicaやPasmoがあるように、メルボルンにもMyki(マイキー)があります。メルボルンの公共の交通機関は電車、バス、トラム(路面電車)、電車があり、それらをこのMyki があれば全てを利用できるのです。ただ日本の電子カードのようにコンビニや自販機などでの買い物はできません。
Mykiの購入場所は各駅のカスタマーサービス、セブンイレブンなどコンビニエンスストアで一枚6ドルで売っています。そのカードに5〜10ドル程チャージして使用します。バス、トラム、電車カードをタッチした所から2時間一律で4.3ドルです。2時間以上だと1日のパスになり、8.6ドルになります。7日間定期で43ドル、28日以上で一日が5.18ドルになる定期もあります。
また、現在メルボルンのシティ内及び、ドックランズ、クイーン・ビクトリアマーケットはフリートラムゾーンになり、なんと無料です!これは3年前から始まった制度で、筆者がワーホリの時はまだ無かったのでとても嬉しい制度です。ただ、フリートラムゾーンから出たらもちろんカードをタッチしなければなりませんのでご注意を!(バス、トラム、電車では職員が巡回しているので、無賃乗車と判断された場合238ドルの罰金が科せられます。)
カードをタッチした際にきちんと画面に表示されないことがたまにあり、タッチしたつもりなのにされていなかったということで罰金になる場合もあるのでタッチする時はしっかり画面を確認しましょう。
ちなみに、空港からのアクセスは、Sky Bus というバスが便利でオススメです。メルボルン国際空港からシティ中心部のサザンクロス駅(Southern Cross Station)を結ぶ便利なバスです。24時間運行しています。片道19ドルで、往復では38ドルになります。こちらは、残念ながらMykiを使って支払うことはできません。メルボルン空港のチケットブースまたは、サザンクロス駅のチケットブースで購入することができます。赤いチケットブースなのですぐに見つけることができると思います。たまに二階建てのバスで来ることもあるので、個人的に二階に乗ってメルボルンを眺めながら空港からシティに向かうのが好きです。
いかがでしたか? オーストラリアをワーキングホリデーで回った人たちに聞くと、やはり交通の便はメルボルンが一番良いと皆、口を揃えて言います。筆者も色々な土地を回ったのでそう思います。
他の都市にもMykiに変わる電子カードがありますがバスや電車など統一されていなかったりと、Mykiの便利さに慣れていたので不便に感じることもありました。
ぜひMykiを駆使して快適なメルボルン生活を送ってください。
ライター:mii@Aus