日本では当たり前ではないですが、オーストラリアでほぼ毎年、当たり前に起きるのが「洪水」と「山火事」。
ちょうどつい最近も近所の街で洪水がありましたので、今回は洪水について。

画像の家。築70年ほどの家で、玄関が2階にあるのですが、これこそが洪水対策。で、先日の洪水の際には画像のとおり、こんなに高いところまで水が上がってきます。住宅の高さは周辺の家とも皆、ほぼ同じですので、過去の洪水の経験よりその高さが決められていることがわかりますね。事実、先日の洪水でも2階には水は入りませんでした。

夏場にはカラカラに地割れするほどに乾燥していますから「こんなに高床にする必要があるの?」なんて思ってしまいますし、数年間も洪水がこないこともあると、1階を改造して部屋や倉庫にしてしまう家庭も多いのですが、災害は忘れた頃にやって来る・・・ということで今回の洪水でも1階を改造していた家でより多くの被害が発生してしまいました。

オーストラリアのワーキングホリデーではシェアハウスを探す人も多いかと思いますが、こうした高床式の家のある場所は「洪水地域」だということを知っておきましょう。もしこうしたタイプの家で1階に安価な家賃の部屋があった場合でも、そこは洪水リスクのある部屋。いつでも避難できるような身軽な暮らし方が必要になりますね。

ちなみに、平坦な土地の広がるオーストラリア。なので増水した水が急に押し寄せるようなことは少なく、内陸から数日かけて徐々に水が押し寄せてくるような洪水が多いですので、避難する時間は十分にあることが多いです。

ライター:Nacky@オーストラリア


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ