オーストラリアの真夏のクリスマスの風物詩といえば、百貨店Myerのクリスマスショーウィンドウ。毎年、長蛇の列で賑わっています。大人も子供も無料で楽しめるこのショーウィンドウについて今回はご紹介したいと思います。
1956年から始まったこのクリスマスのショーウィンドウはオーストラリアの家族を何世代にも渡り楽しませてきました。今年でなんと66回目になるそうです。筆者もワーホリの時にメルボルンで過ごした時期がちょうどクリスマス期間だったので、英語の勉強も兼ねてベビーシッターしていた子供と一緒にウィンドウを見て回ったのを覚えています。
デパートの正面の4つのウィンドウを使った大迫力のウィンドウ。様々な物語が展開します。毎年様々なテーマを取り上げていて、過去にはサンタさんはどのように働いているか?などサンタの裏世界をテーマにした面白いものもありました。
ちなみに今年はディズニー100周年をテーマにしたウィンドウでミッキーの甲高い声が響きます。ディズニーのお馴染みの曲も流れ、なんだかディズニーランドにいるような気持ちになれます。ここ数年は、ピンとこないテーマで正直、あまり見る気はしませんでしたが、ディズニーはよく知っていることもあって楽しく眺めることが出来ました。毎年、見物客は100万人を越えるそうです。
また、マイヤーの7階では毎年クリスマスの展示があり、今年は子供向けの迷路やサンタクロースとの記念写真スポットもありました。サンタクロースと写真を撮るのはこちらではかなりポピュラーみたいで、筆者のパートナーの両親の家にも子供の時のサンタとの写真がいくつもありました。フレームに入っていたり、写真館で撮るようなしっかりしたものもあったりとサンタクロースと写真を撮る重要性をとても感じました。
日本だとたまにイベントでサンタクロースがいるかもしれませんが、わざわざ毎回写真を一緒に撮ることはしない気がします。そもそもこちらでは家族と過ごすイベントなので意味合いがまた違うのも面白いと思いました。
いかがでしたか? 日本でいうサンタは幻の人物であり、プレゼントをくれる人でもあります。対してこちらでのサンタクロースの立ち位置は記念写真を撮る上でとても重要な人物という印象を受けました笑。また、クリスマスウィンドウは来年1月6日までやっているので、まだ見ていない人は是非足を運んでみてくださいね♪
ライター:mii@Aus