皆さんはパンにこだわった事はありますか?
グルテンフリーや糖質制限などの健康法はまだまだ人気ですが、やはり朝はきちんとした朝食をたまには食べたいと思うもの。こんがりとトーストされたパンの香りは最高の朝を演出してくれます。
パンを選ぶ時は全粒粉やライ麦など、少しでも穀物やミネラルが入っているパンを選んでいた筆者ですが、最近シェアメイトのパン職人の男の子がサワードウのことを話していて健康に良いと聞き、興味を持ち始めました。今回はそのサワードウについてご紹介したいと思います。

まずサワードウとは、簡単に言うと一般的なイースト菌を使うのでは無く自然発酵された酵母を使い発酵させたパンのことです。ほのかな酸味は乳酸菌であり普通のパンより消化しやすいようです。栄養価でも葉酸やナイアシン、鉄分、ビタミンB1など多くの栄養素が含まれているのも嬉しいポイント。メルボルンのオシャレなカフェの朝食メニューの定番のスマッシュドアボカドにも大抵は薄切りのサワードウブレッドが使われているのが主流で、その上にはポーチドエッグも乗っていることも多いので、とても栄養バランスに優れた美味しい朝食なのだと改めて思いました。
筆者が昔、訪れたアメリカはサンフランシスコのフィッシャーマンズ・ワーフのクラムチャウダーを食べたとき土台となる器がサワードウをくり抜いたものだったのですが、とてつもなく鋭いくせがあるパンでした。それ以来、サワードウはあまり美味しくないパンというイメージだったのですが、国やお店ごとで酵母も作り方も違うようで、メルボルンでのサワードウは少し酸味があるもののすんなりと食べられました。

また、筆者は知らなかったのですがコロナ渦やロックダウン中、このサワードウの種作りが流行っていたそうです。種の育成に少しコツがいるので愛着が沸き、名前まで付ける人もいたそうです笑。このようにちょっと手間がかかるみたいですが、時間がある人は自宅でサワードウを作ってみても面白いかもしれません。オーストラリアはパンの原料となる小麦粉がとても安いのでコスパ良く作れるのは最高ですね!

いかがでしたか? 日本ではあまり馴染みの無いサワードウ。ただ、全く焼いていないサワードウは少し酸味とくせが気になるので初めて食べる人はきちんとトーストしてバターなどを塗って食べることをおススメします。
ライ麦や全粒粉、マルチグレインやホワイトなど種類も豊富なので是非、様々なサワードウを試してみてくださいね!

ライター:mii@Aus


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