1月でチェリーのシーズンが終わり、そして2月から5月にかけてはグレープピッキングのシーズンがここ、ビクトリア州はミルドゥラで始まります。ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、チェリーと数々の自分が好きな果物のピッキングを自分の本職の仕事を休んで働きに行く、なかなか珍しいタイプの筆者です笑。
今回はずっとやってみたかったグレープピッキングをすることが出来たのでリアルな感想を今回はご紹介したいと思います。
まず、グレープで有名なミルドゥラという街はメルボルンから飛行機で片道1時間20分です。チケットの値段は80~160ドルくらいと、時期や時間によって変動します。筆者は3月の時点で往復290ドルでした。夜行バスも出ていて毎日一律65ドルだそうです。ただ時間と体力が消耗されるので飛行機の1時間20分の方が無難だと思います。
さて、本題のグレープピッキングですが、今まで筆者が体験してきた果物ピッキングの中では断トツの楽さでした!! よく切れるハサミを持ち、ひたすらグレープをトリミング(色が良くないブドウなどをカット)していき箱に詰めるだけ! 詰め終わったら箱を木の下に置いていく。その繰り返しです。チェリーはたまに中途半端な箱を遠くまで運んだりする事があるのですが、そのようなことは無いので身体の負担は少ないです。ぶどうの房もなかなか大きいのですぐに箱を作ることが出来ます。また今までのほとんどの果物はスーパーバイザーやチェッカーなどによくその都度チェックされていたのですが、最初の日を境にほぼチェックされなくなるのでそういう気持ちの面でも気楽さを感じることが出来ました。
また、レッドやグリーン、ブラック、クリムゾンなどの様々な甘くて美味しいぶどうをその場で食べることが出来るのも魅力の一つです。毎日食べてもなかなか飽きないので食べ過ぎないよう注意が必要です笑。筆者はクリムゾンという種類のぶどうが好きだったのですが、なんと噛むとパリッと音がするぶどうです。糖度もとても高く、美味しいのでパリッポリっとなかなかやめられない、止まらない、某スナックのように食べていました笑。このクリムゾンという種類はスーパーには卸さず、マーケットや海外に輸出されるのが多いそうで、そういう珍しい果物の品種を知ることが出来るのもファームジョブの良いところだと思います。
いかがでしたか? メルボルンから気軽に行くことが出来るミルドゥラ。ワインの産地としても有名なのでちょっとした観光でワイナリーを巡ってみるのもおススメです。
ライター:mii@Aus