いよいよこの季節がやってきました、イースター。
日本では馴染みが無いこの習慣。復活祭とよく聞きますが、そう、あのイエス・キリストの復活祭なのです。クリスマスは生誕祭、イースターは一回磔にされて殺されたキリストが復活したお祭りになります。なんとなくクリスマスの方が重要視されているのかと思っていましたがイースターの方がキリスト教徒にとっては重要視されている祭典となります。
今回はその、イースターの期間の過ごし方についてご紹介したいと思います。

イースターは毎年4日の連休があり、クリスマス同様ほとんどのお店が閉まります。もし、やっているお店があればホリデーフィーとして追加料金がかかるので注意が必要です。逆に、もし働く側になればダブルペイやトリプルペイになり時給50ドル以上になるのでラッキーシフトになります。これは嬉しいですよね。筆者もいつも仕事は早く帰りたい派なのですが、この時ばかりは少しでも出勤時間を伸ばしたいと思ってしまいます笑。
そしてイースターといえば、スーパーでもカフェでも必ず見かける白十字のドライフルーツなどが入った四角いホットクロスバンを食べるのが風物詩となります。筆者の職場のカフェでも3月頃からホットクロスバンを置いていますが、ほぼ毎日売り切れになります。主におじいちゃんおばあちゃんからのオーダーになりますが、たまに若い人もオーダーしていました。
そして食べ方なのですが、ほぼすべての方が半分にカットしてトースト。そしてバターを塗って食べていました。筆者はいつもそのまま食べていたのでこの食べ方は知りませんでしたが、真似してやってみたらとても美味しかったです。
スーパーにはラズベリー&ホワイトチョコレートやアップル&シナモンなどの変わり種も近年見かけるようになってきました。他にもイースターバニーやカラフルな卵型のチョコレートが所狭しと並んでいます。

イースター関連のグッズはイースターが終わると驚くほどの値引きをして売られるので、イベントに興味が無いけれど普通にチョコレートなどが食べたい方はイースター後のスーパーをチェックするのがおススメです。お得にいろいろなチョコレートを食べることができます笑。
また、イースターの前日(グッドフライデー)にはエビなどのシーフードを食べるのが一般的でキリストの磔にされた苦行に敬意を表し、肉食を避けるようなのですが、筆者は禁欲のためというよりむしろシーフードが大好きなのでこの習慣は嬉しく感じました笑。

いかがでしたか? 国が違えば祝日ももちろん異なります。祝日は祝日でとりあえず休みだ!ラッキーということしかあまり考えたことが無かったのですが、このような経緯があることを知って過ごすと、また祝日の有難みがさらに感じられると思います。
是非、オーストラリアのワーホリでホットクロスバンや美味しいシーフード料理を食べて素敵なイースターを体験してみてくださいね♪

ライター:mii@Aus


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