皆さんは風邪を引いたときどうしていますか? まず薬を飲み、ひどくなると迷わず病院に行くことでしょう。
しかし、その当たり前の習慣はここオーストラリアにはありません。今回はオーストラリアで風邪を引いたときの対処法、あったら便利な風邪お役たちグッズをご紹介したいと思います。
まず、前提ですが風邪を引いても病院に行かない理由は値段が高いからとか、そういう理由ではなく、お医者さんが勧めるのはパナドール(市販の鎮痛剤)一択だからです。あとは水分補給をしっかりして寝てね!くらいで終わります・笑。
しかし風邪を引くとやはりつらいものです。筆者が風邪を引き高熱が出てしまい、起きることも出来ず、気持ち悪さと頭痛でぐったりしている時のことです。風邪でしんどそうだからいろいろ買ってきたよ~とスーパーの袋をガサガサやる音が聞こえたかと思うと、うっと胸やけがするような匂い、、なんとフィッシュアンドチップスを山盛りに買ってきてくれたのです・笑。それとオレンジジュース。
彼は子供の時からこれで風邪を治してきたらしいのですが、吐き気もしていたので結局食べることが出来ませんでした。ただオレンジジュースはかなり有難かったです。実際、彼が風邪になった時も、とにかくオレンジジュースとビタミンCの錠剤を溶かして飲むもの、そして薬局で売っているのど飴のみでいつも治しているので、ホントにTHE風邪薬的な物ってこの国には無いのだなあ~と改めて思いました。
そんなこんなで10年の月日が経ち、では風邪を引いたときに何が効果的なのかを筆者なりにまとめました。
まず喉の痛みには抗菌作用が高いマヌカハニーを朝晩舐めます。のどをコーティングするように舐めるのがポイント。舐めたら飲み物は極力飲まない方が効果アップ! 日中はプロポリススプレーをこまめに喉にスプレーします。これでだいぶ良くなると思います。
頭痛や熱には、やはりパナドール。そして鼻が詰まっている時は、ボウルやマグカップにお湯を張り、ユーカリオイルやティーツリーオイルを1、2滴垂らしてその水蒸気を鼻で吸うととてもスッキリします。また、何人かで住んでいる場合、このティーツリーオイル入りのボウルをリビングに置いておくと抗菌効果があり、感染予防にもなります。ちなみにアロマオイルは日本だと雑貨屋さんに売っているイメージですが、こちらでは薬局に売っています。純度の高いアロマオイルは科学的にもヒーリングに効果があるようで、こちらでは風邪や鼻詰まり、のどの痛みに使うのはポピュラーだそうです。
いかがでしたか。日本は風邪の症状を抗生物質や薬で和らげながら治すのに対し、オーストラリアでは自然治癒力を高めて治す方法が主流です。今では筆者は断然後者を推します。
いつも風邪薬に頼るのではなく、自然の恵みから治す方法もあるのだとこの記事が参考になれば幸いです。
ライター:mii@Aus