先日、タックスリターン(日本でいうところの確定申告)をしました。これがなかなか面倒・・・。日本にいた頃は、会社が用意したものを確認して印鑑押すだけでした。そのありがたみを感じている今日この頃です。
タックスリターンの作業中、年度内に稼いだ金額やtax、経費などを整理していきますが、これを機会に「この稼ぎは悪くなかった」「これはイマイチだった」と、今まで自分が経験してきたアルバイトを振り返ってみました。
筆者が経験してきたアルバイトは、以下 3 つです。
・ ファームでブルーベリーピッキング
・ Uber eats 配達員
・ ホテルのハウスキーピング
そこで今回は、それぞれのお給料事情を交えつつ紹介したいと思います。
ファームでブルーベリーピッキング
セカンドビザ取得のため、NSW 州のコフスハーバーという街で、ブルーベリーやブラックベリーのピッキングを行うピッカーとして働いていました。
仕事内容は、「ブルーベリーを摘んでパックに入れる」というシンプルなものです。歩合制でRateは毎日変動し、ファームごとに異なります。「Aファームでは 1キロ $ 4.4 だったのに、B ファームでは $3.9 だった」ということもあります。そのためRate が悪い!と、よりRate が良いファームへ移動する人もいました。
以下は、ある週のペイスリップです。
見ていただければわかる通り、日によって取得キロ数やRate にばらつきがあります。歩合制ですので、ブルーベリーの出来具合や、自分のやる気や体力次第でお給料が変わります。また、ブルーベリーは雨が降って濡れてしまうと収穫できないので、早々に退勤なんてこともありました。
計半年間働きましたが、平均すると週 $500〜$800ほどの収入でした。安すぎず高すぎずといったところでしょうか。
筆者は、セカンドビザ取得のための日数さえクリアできればいいと思っていたので、のんびり働いていましたが、スーパーバイザーに「なんでそんなに遅いの〜」と笑われるほど・・・。一緒に働いていた周りの子達はもっと稼いでいたと思います。
ですが、のんびり無理なく働いていた割には、悪くはない額だと思いませんか?
個人的には、ブルーベリーピッキングは体力的にきつくないので女性におすすめです!
ファームジョブをする際は、大抵田舎に暮らしになるので、出費も少なく貯金ができると思います。ガツガツ稼いで貯金するぞ!という方には向いていると思います。
Uber eats 配達員 (自転車)
Uber eats 配達員は、パースにいた頃にやっていました。この頃は、スキューバダイビング インストラクターになるためのコースを受けていたので、自分で働く時間を決められる仕事がいいなと Uber eats 配達員をしていました。
結論から言いますと、稼ぐ目的であれば向いていないと思います。
理由としては、
・ 体力的にきつい
・ ピーク時間以外は配達リクエストが少ない=稼げない
・ 自分で働く時間を決めるので怠けてしまう
時間に融通がきくというメリットは、強い意志がないと怠けてしまうというデメリットにもなり得ます・・・! 私の場合は、完全に後者でした。
参考までに、ある月のペイスリップを公開します。月 $1500 ・・・怠けすぎ?!
ただ、色々なお店にピックアップに行くので街やお店に詳しくなり、新しい発見ができて楽しかったです!いい運動にもなります。
あくまで「メインの仕事にプラスして、隙間時間に稼働する」という働き方が向いていると思います。
ホテルのハウスキーピング
この仕事は現在も続けていますが、ケアンズにある小さなホテルでハウスキーピングをしています。仕事内容は、その名の通りお部屋のお掃除。ベッドメイキング、バスルーム掃除、ゴミ捨て、フロアのモップがけなどを行います。私の働いているホテルは、そこまで大きい部屋ではないので 1 人 1部屋を担当します。大きな規模とのところは 2 名1 組みのペアでやるみたいですね。
時給は平日 $24、土日は $33ほどです。1日 5〜6時間ほど働きます。
日本のアルバイトでは、都心で働いた場合だいたい 1000円ちょっとでしょうか? それと比べると、時給はいいと思います。(その分物価も高いですが・・・)
ここまで、3つ私が経験してきたアルバイトを紹介してきました。
私は、ローカルジョブにこだわっていたわけではありませんが、法定時給以下で働くのは絶対いやだと決めて仕事を選んでいます。残念ながら、一部のレストランなどでは違法賃金で従業員を働かせているお店がまだまだあるのが現実です。
バリスタとしてローカルカフェで働いている友人に話をきくと、やはり時給はとてもいいです。土日になると、$40 程になると言っていました。何かのスキルや英語力があると強いですね!
また、オーストラリアは経験を重視します。オーストラリアで挑戦したい仕事が決まっている場合は、日本で経験を積んでおくのも一つの手です。
いかがでしたでしょうか?
オーストラリアはアルバイトでも稼げるチャンスがある国だと思います。皆さんが渡豪する際の参考になれば嬉しいです。
では、また!
ライター:PAGU@オーストラリア
現在ケアンズにワーキングホリデー中、海と写真が大好き。