オーストラリアのワーキングホリデーは、一定の条件さえクリアすれば最大 3 年間滞在することができます。せっかくの長期滞在ですから、何かしらの資格取得に挑戦するのも有効な時間の使い方だと思います。

私は、現在滞在しているパースでスキューバダイビング インストラクターの資格を取得しました。大学生の頃に始めたスキューバダイビングでしたが、将来ダイビング関連の仕事をしたいと思い、インストラクターの資格を取ることにしました。
というわけで、今回は私が取得したスキューバダイビング インストラクター資格について 3 つのセクションに分けて紹介します。

1. スキューバダイビング インストラクターってどんな仕事?

スキューバダイビング インストラクターの仕事は、大きく分けて 2 つです。
① ライセンス取得するための指導
スキューバダイビングをするには、基本的に Cカードと呼ばれるライセンスが必要です。(体験ダイビングはライセンスなしでできます)
インストラクターは、そのライセンス取得するための指導を行います。皆さんに安全に楽しくダイビングをしてもらうための大事な仕事です。

② ガイド
ライセンスを持っていない人向けの体験ダイビングに付き添ったり、ライセンスをすでに持っている人に対して、見どころポイントを紹介したりします。

この他にも、送迎、器材管理、事務処理など陸上勤務があります。

2. 資格取得するまでどんなことをするの?
コース中に与えられる様々な課題をクリアしていきながら、プロとしてふさわしい知識と技術を身につけていきます。水中でのスキルは勿論、指導する立場になることを想定した講習会のプレゼンテーション、筆記試験、400m スイムや 15分間立ち泳ぎなどの基礎体力チェックなどがありました。

そして、最終試験であるインストラクターイグザム (IE 試験) に合格すると晴れてインストラクターです!

私の時は、PADI (ダイビング団体の 1 つ)の試験官がシドニーからやってきて、受験生は私を入れて 5名。試験は 2 日間に分けて行われました。とても緊張しましたが、終始和やかな雰囲気で行われ、無事合格できました。
※ダイビング団体は複数あり、団体によって名称やカリキュラムが異なります。

↑試験を終えて海から上がってきたところ

3. 日本に帰ってからも使える資格なの?
はい、使えます!
日本に限らず世界共通のプロ資格になります。(ショップで提携している団体が違う場合は、 クロスオーバーという移籍作業が必要になります)

実際に、インストラクター資格取得後、バリ島、ハワイ、モルディブなど世界中のダイビングショップで活躍しているインストラクターがたくさんいます。

簡単な紹介にはなりましたが、いかがでしたか?

オーストラリアで取得できる資格は他にもたくさんあり、取得する資格によっては、現地就職のチャンスが広がると思います。
また、日本帰国後に再就職を考えている方は、単に「ワーキングホリデーで海外生活を満喫してきました」よりも、「〇〇資格を取得してきました」の方が、自分の強みとしてアピールできますよね。

日本では「時間がなくて・・・」と、先送りしていた資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか?

ライター:PAGU@オーストラリア
現在パースにワーキングホリデーで滞在中、海と写真が大好き。
note 随時更新中。


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