イギリスはEUを離脱しましたが、今現在も貿易協定すら締結されておらず、なんだか何が変わったのやらよくわからないのが現状です。

金融関係は、EUでの資格や権利、営業許可の再取得のために少し乱れたようですが、他では特に目立った混乱も不便も感じていません。というよりは、コロナによる混乱(大型デパートの閉店、英国有名店の閉店など)で、英国の物に限らず、閉店、移転が相次いでいるので、これがコロナによるものか、Brexitによるものなのかが判断がつかないのです。
Tescoなどの英国系大型スーパーは変わらず営業してますし、英国自体より生活必需品は逆に充実しているようです。

代わりにといいますか、魚介は種類が少なくなった気がします。でもこれも、Brexitが原因というよりは、コロナが原因で、生鮮食料品を扱うお店が減ったこと(お肉は相変わらずありますけど)、レストランなどが閉鎖しているので、出荷先がないというのでお店が臨時休業していることに関連しているのではないかと思います。
ところで今年はごぼう、春菊、お餅がどこにも見当たりません。アジアンマーケットですけど、香港の会社で英国に工場があるところから来ている物が多いので、その関係なんでしょうか?(関係ないかもしれませんが)、今年初めて自分でお餅作りました。
そんな感じで、今のところまだ、あまり肌で感じたり、生活で気づくほどのBrexitの影響はないように思います。

コロナが収束したあたりで、ひょっとしたら何か気づくかもしれないですし、貿易協定が締結したらまた何か変わるかもしれないですね。

ライター:yuki@アイルランド


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