気温が20度は滅多に超えないけども、幸い今年の夏は晴れの日が多く続いているデンマーク。
先日コペンハーゲンでひっそりと行われていた、タイ大使館主催のタイフェスティバルに行ってきたので今回はその模様をレポートします。
デンマークにはタイ人がとても多く、その多くが国際結婚で来た女性たち。
底抜けに明るくたくましくて、面倒見の良いタイ人女性。ワーホリで来た人も一人や二人ぐらいは周りにタイ人の友達がいるのではないでしょうか。
私も何を隠そうタイが大好きで、今まで旅行で数回行きました。何度行ってもあの食べ物の美味しさと安さ、人の明るさと憎めなさ、喧噪と自然の融合が癖になって飽きることがありません。
そんな私も、ここコペンハーゲンで日本大使館の桜フェスティバルのタイバージョンとも言えるこのタイフェスティバルの存在を今まで全く知らなかったのですが、どうやら口コミで在デンマークタイ人の間で有名らしく、会場は見事にタイ人とその配偶者のデンマーク人家族のみ!日本人らしき人は自分たち以外には見当たりませんでした。
コペンハーゲン南の運河沿いであるIslands Bryggeの会場には大きなステージが設置されており、タイ舞踊やムエタイ、タイ伝統音楽や最新のバンドのライブなどが披露されており、綺麗な衣装に身を包んだタイ人女性の美しさがとても印象的でした。
しかしこのフェスティバルの目玉は、なんと言っても会場に連なる屋台飯だと思います。
コペンハーゲンの有名タイレストランが出店する屋台飯のクオリティの高さと言ったら!
その場で焼いた炭火焼の焼き鳥や肉団子、パッタイなどはもちろん、驚いたのが一人一人の注文を受けてその場で辛さを調整、味見をさせてくれるメニューが多かったことです。
定番のパパイヤサラダや海鮮サラダのヤムウンセン、ひき肉炒めのナムトックなど、材料をその場で混ぜ合わせ、その人の好みの辛さに仕上げてくれるサービスはタイならではだと思いました。
またその味が本格的で、会場にひしめくタイ人の多さも手伝ってここはデンマークじゃなくタイなんじゃないかと思うほど(だいぶ涼しいですが)。
追加のもち米や米麺などをつけても一品60kr前後であのクオリティの高さ、あれもこれも食べたい!と舞台あっちのけで、少し食べ過ぎてしまいましたが…。
このイベントは6月8日の土曜日だけのイベントだったのですが、アンケートには二日開催希望の欄もあったのでぜひとも来年から土日でやってもらいたいものです。
宣伝をほとんどしていないので知名度は低いですが、タイ料理やタイが好きな人には垂涎もののこのイベント。知らないなんてもったいない!
来年も6月あたりに行われると思うので、在デンマークタイ大使館のページをチェックです!
ruru@デンマーク