とある年のクリスマス、私はホームステイ先のご家族と一緒に過ごしました。今回はその時の素敵なエピソードをご紹介します。
ご家族には小さな子供が三人いて、とても賑やかです。私はそこで遂に、子供の頃に憧れたサンタクロースとの対面を果たしました。

12月24日、家は綺麗にクリスマスデコレーションされ、皆でケーキやクリスマスクッキーを食べながらのんびり過ごします。そして、今年一年はどんな年だったか、頑張った事や一番素敵だった出来事を一人ずつ話し、それを皆で振り返り語り合います。とても素敵な事ですよね。
日本で一年の振り返りをするのは、一般的に年末…?そもそも、家族皆で語る事はあまり無いような気も…。

さて夕方、家族は家をさらに整理整頓しておめかしして、リビングに集まりソワソワ…。そう、サンタが来るのを待っているのです。しばらくすると、インターホンが鳴りました。子供達が走って玄関に行き扉を開けると、サンタが「フォッフォッフォ、メリークリスマス!」。普通に玄関から登場です。日本のように、深夜に煙突から入って来るわけではないようです。
サンタはリビングのソファーに腰掛け、子供達にクリスマス童話を話します。その後、一人一人に話しかけ、日々の生活で頑張っていることを褒め、少しだけ課題も与えます。子供達は親身に聞き入り、『毎日テレビの前に宿題をやる』『ママのお手伝いをする』等、日々の目標を立てます。最後にプレゼントをもらい大喜び。お礼にクリスマスソングを歌い、記念撮影をして、サンタは玄関から去って行きました。…ちなみに私もサンタと話してプレゼントもいただきました♪

さて、皆さんお分かりだと思いますが、ここではサンタの来訪をお願いすることが出来ます(笑)。事前にプロフィールと言ってもらいたい事、プレゼントを渡しておくのです。白髪白髭の西洋的な出で立ち、そしてドイツを話す、まさに童話に出てくるようなサンタ!そんなサンタさんに会えるなんて、私はとても幸運でした。

ライター:yodan@ドイツ


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