今回はドイツ流のエコスタイルをご紹介します。
まず、スーパーに行くときは『空きペットボトル&買い物袋持参』が基本です。
飲料ペットボトル・瓶は大半デジポット付きなので、スーパーの専用機に入れてレシート(実質お金)に交換します。買い物袋も買ったものを持参するのが一般的。エコバッグや紙袋を買い、みんな長く使用しています。また、スーパー内には量り売りのサラダバーやドリンクバーがあるのですが、時々付属のプラスチック容器を使わず、MY ランチボックスを持参する人もいます。ゴミを出したくないのでしょう。
ベーカリーでパンを買うときは、パン毎に袋をかえる訳ではなく、大きな紙袋(バター等は染み出ない素材です笑)にまとめて入れて終了。
その他、車のエンジンスターター機能が無かったり、夜部屋の明かりを全開にしなかったり・・・実際に生活すると、至る所でドイツ流のエコを目にします。
勿論、彼らはそれを無理に行っている訳ではなく、『必要な物は必要な分だけ』という意識下で自然に行っているのです。
環境に対する意識が高いので、よく環境問題についても話題になります。私はこんな話を聞きました。
「ここはプラスチック容器が多すぎる。ゴミになるだけだよ。例えば、出店では紙製の物や食べられる素材の食器を使ったらいいと思う。地球温暖化は既にかなり進んでいるけれど、遅くない。私たちに出来る事をやらなきゃ。」
ただ『考える・話を聞く』だけではなく、実際に発言し行動に移すドイツ人。尊敬すべきところですよね。
最後に、私が驚いたドイツ流のエコ習慣を二つ。ドイツでは頻繁にオーブンを使いますが、オーブシートも何度も使います。オーブンに使用済のオーブンシートをそのまま置いておき、次にまた使うのです。さらに、鼻をかんだティッシュも捨てずにポケットへ。そう、これもまた何度か使うのです(ドイツのティッシュは日本の物よりも厚めです・笑)。
ライター:yodan@ドイツ