日本と海外の働く環境の大きな違いとして一般的によく言われるのは、日本は長時間労働。これは本当にそう!!この長時間労働になる訳は、業務のカバー範囲が広いからなのではと自分自身も働くながら思います。言葉を変えると、個人の業務範囲が曖昧。あれもこれもとやるのが日本流かと。
私は香港で働いていますが、日系企業のため、日本よりの働き方を未だにしております。(一度、染み付いた癖はなかなか残念ながら抜けず)
この働き方の文化より、同僚に指示を出すのがすごく悩みます。日本では割と曖昧な指示でも汲み取ってくれたり、多少自分の業務の範囲外でもやってくれますが、こちらは、その人のミッションに紐付けしながら、目的とゴールを明確に伝える必要があります。伝え方を失敗すると、それミッションじゃないや、業務時間内に終わらないという回答が来てしまうことも。
そう、基本は定時内に皆様帰ります。必要以上に残業はせず、自分のミッションは完璧にこなします。日本と比較するとライフワークバランスが考えられており、皆様プロフェッショナルです。
法律的な観点で言うと、香港はいつでも従業員を雇い主が解雇できます。そのため、緊張感があります。また、優秀な人はどんどん転職し、ステップアップをしていきます。なので、会社も従業員もお互い選び合って仕事が成立しているかと思います。
ちょっと番外的なところでいうとオフィスファッション。男性は職業により変わりますが、お硬いところは夏でもジャケット着用だったりします。一方、女性はストッキングを履いている人は少なく、足元もローヒール。街中でハイヒールを履いているアジア人は大抵日本人女性です。。
ちょっとそろそろ現地っぽくいきたいなとは思うのですが、ストッキングを履かないのに抵抗があり、もっぱらパンツで出勤しております(香港のオフィスは激寒なので真夏でもオフィスでは防寒が必須で生足はキツイのです)。
ライター:elly@香港