海外でのアルバイト。それはお金と同時に、お金では買えない経験を与えてくれる、ワーホリを何倍も充実させてくれるものです。今回はドイツワーキングホリデービザでアルバイトする場合の流れを簡単に説明します。
まず、仕事探し。ワーホリという短期滞在の場合、日本食レストランで働く人が多いように思いますが、語学に自信があれば勿論その分職種が広がります。『日本語・ドイツ語・英語』等、必要言語は求人情報で確認しましょう。探し方はインターネットや貼り紙が主で、運が良ければ人伝てに情報を得られる場合も。
候補を見つけたら、履歴書作成。履歴書は、日本人雇用主&求人の場合は日本語になりますが、それ以外の場合は基本ドイツ語で作成します。さらにドイツでは、履歴書に添え状をつけます。インターネットに見本が沢山あるので、参考にして挑戦してみましょう。この時、ルームメイトや語学学校の先生、ホストファミリーの力を借りて、添削してもらうのも大事です。
とはいえ、ドイツ語で履歴書を作成するのはなかなか難しいですよね 。無理であれば英語の履歴書で。言語を指定される場合もありますが、英語の履歴書があればなんとか求職活動は出来ますので、日本で作成しておくと便利です。
履歴書をインターネットか郵送で送付したら、その後は連絡が来るまで待ちましょう。
履歴書作成と並行して、求人元に電話ができそうな場合は予め電話をして、まだポストの空きがあるかを確認するのもとても良いです。それから履歴書送付や持参で面接となると、採用される確率は上がると思います。
面接まで進めばあと一息! 時間厳守&きちんとした身なりで行きましょう。(スーツでなくてOK。)面接では、日本と似たような一般的な質問をされます。その他労働条件等の詳しい説明もあります。時間は10〜20分程度の所が多い印象です。
面接後は帰宅し、数日後結果を受け取ります。日本とほぼ同じですね。
晴れて採用となると、健康・社会保険や税金関係の手続きとなります。私の知人は、雇用主の指示先の健康保険に切り替え、後日社会保険が自動的に付き、税務署に行って番号(日本でいうマイナンバー的なもの)を取得していました。但しこれは一つの例で、この手続きを会社で全て行う場合や、元々の健康保険を継続するか切り替えるか、雇用主によって異なる場合があります。 ちなみに、ワーホリは労働可能なビザなので、ビザ関係の手続きは必要ありません。
一見難しくて気が引けてしまいそうですが、働くまでの流れは日本とほぼ同じ!そして、ドイツに来たからにはやるしかない!(笑)
ぜひ挑戦してみてください。
ライター:yodan@ドイツ