さて、海外に滞在するのも約7年になった筆者ですがたまにこれはちょっと危険じゃないかなという日本人留学生及びワーホリメーカーに遭遇します。街中、食事中、バックパッカー等の安宿での滞在、日本と同じ感覚で過ごしているとトラブルに巻き込まれる危険性は大です。
今回は、海外生活において筆者が実践してきた盗難やトラブルをなるべく回避するリスク管理についてご紹介します。
まず、日本人は他のアジアの人達と比べて分かりやすい特徴があります。それは小綺麗でちょっとしたブランド物を身につけている事です。筆者はいつも大体ラフな格好にビーチサンダルという格好、髪もボザボサ(良くいうとナチュラル)なのですが安い宿に泊まるときはそのような格好で泊まるのをオススメします。携帯やパソコン類を充電したまま、何処かに行くのもご法度です。貴重品は常に肌身離さず!が基本です。
レストランなど、食事をしている時に貴重品などを椅子や机に置いて席を立つのもなかなか危険です。屋外にいる場合は例え友達などがいる場合でも用心をした方が無難です。また、夜は遅くなったら公共機関もなかなか危ないのでタクシーなどを使うのがオススメです。一人での夜道、暗がりは本当に危険なのでやめましょう。何年もそのような生活をしていて、何もトラブルもないからこれからも大丈夫という保証は全くないと思います。少しの偶然とタイミングなどで自分が危険に晒される可能性は十分にありえます。
これらのことを踏まえて、まず周りを見てそれに溶け込むファッションなどを選んだ方が無難と言えます。また、貴重品も最低限に抑えて現金も小分けにしたりしましょう。筆者はだいぶ前からデビットカードやクレジットカードのみを支払いの手段にしています。それならもし無くしてしまっても再発行ができます。
また、最近は暑くなりビーチに行く事が多いと思います。何かのブランドのビーチサンダルも盗まれる危険性が高くなるので安めのものが無難です。もしどうしても何かを入れるものが欲しい時は、使い古しのスーパーの袋が便利です。ボロボロのスーパーの袋はそこまで興味をそそられることはないと思うので盗まれるということはなかなか無いと思います。(筆者の経験から)
長く生活していると気が緩んでしまう事もあると思います。これをしても大丈夫だろう、まあいいかと安易な気持ちで行動してしまう時がありますがそういう時こそトラブルが起こりやすいのです。安全に楽しく海外生活を満喫するために、こういったリスク管理はその時その時で何がベストなのかを自分で工夫して編み出すのも有効な手段です。
せっかくの楽しい海外生活も何かのトラブルに巻き込まれてしまったら、台無しです。状況を把握して今、何をすべきか、どうしたらトラブルから回避できるのかを念頭に入れて行動する事が大切です。
ライター:mii@Aus