韓国では自転車はあまり交通手段として使われていませんでしたが、最近の環境志向やウエルビーングブームで、2012年にはなんと釜山からソウル、仁川を結ぶ702kmもの韓国縦走自転車道路まで開通しました。
開通前からソウル市内を流れる漢江(ハンガン)にはサイクリングコースとジョギングコースがあり、週末になると老若男女が思い思いの格好をして使っていました(写真)。
2人用の自転車を中年夫婦が一緒にこいでいることもしばしば。街中の自転車道路沿いには自転車屋さんや自転車ライダーのたまり場のお店がいっぱいあります。
最近では、自転車政策として、公共のレンタサイクルができたり、駅に建物式駐輪場が設置されたりと国をあげて自転車を押しています。でも自転車で動いた方が交通費も浮くだろうと思い、自転車を買う相談を会社の上司にしたところ、危ないからおススメしないと言われました(汗)。
サイクリングロードでないところを自転車で走ると、マナーの悪い車に轢かれるし、道がデコボコなので危ない、とのこと。そういえば、普通の街中ではあまり自転車に乗っている人を見かけない(汗)。
サイクリングロードのある所では、びゅんびゅん自転車が行きかっているのに。ちなみに上司は夏になると自転車を使って移動しています。食堂に入る時は、なぜかサドルを取って駐輪。なんでも昔、道端に駐輪していてご飯を食べている間、30分もしない隙にサドルを盗まれたそうで、それ以来サドルを取って店に入っているとのことです。
ミヤケ印@ Seoul