ワーホリビザでドイツに入国してから早いもので数ヵ月経ちました。
実は私は、ワーホリでドイツへ来る前、ドイツには旅行で来たことすらありませんでした。ドイツと言えば、ビールにソーセージ、あとは自分の専門であるアートが盛ん。それくらいで、あとのことは正直ピンと来ませんでした。そんな私が、ドイツに来て驚いたことを少しだけご紹介したいと思います。
①先進国なのに物価が安い
ここ最近のデフレ傾向もあるようですが、日本(とりわけ東京)と比べて物価が安いです。
ヨーロッパ全体がそうですが、生活必需品への軽減税率も導入されていて、スーパーで買うお野菜やお肉、加工品も安いです。ジャガイモや玉ねぎは1kg1ユーロほどで買えます。
外食は贅沢なものという考え方で税金などもあり高いですが、3ユーロほど払えばケバブやカリーブルスト(ソーセージとポテトフライをカレー粉とケチャップで食べるファストフード)が買えます。
またシャンプーなどの日用品も安く、安いもの1ユーロほどで買えるから驚きです。
②合理主義な国民性
国で人を決めつけることはできませんが、それでもその国が育んできた文化の中で国民性というのはあるんだなぁと思います。ドイツ人は合理的とはよく言いますが、ドイツ人と関わっていると本当にそうだったんだ!と思うことが多いです。
とにかく無駄な仕事や無駄な行いを嫌うというか、考えもしないというマインドがあるようです。
とは言いつつ、そこはいいんだ…という 非合理的な点もあり、突っ込みどころは満載なので、そこはヨーロッパらしいのですが。
合理的に含まれるかは分かりませんが、遊びに行ったドイツ人の友人宅で、好きな紅茶を選んでと言われて開けてみた引き出しの中が、画像の通り今まで見たことないくらい整頓されていて綺麗で、ドイツっぽい!と思いました。(笑)
③ファッションや食が質素
ドイツ人のライフスタイルは質素と言われます。全てにおいてそうかは分かりませんが、ファッションと食事についてはそうだなぁと思います。
ファッションについて、例えば日常のシチュエーションでは、ドイツ人はニットにジーパンにスニーカーのような出で立ちで、おしゃれももちろん大事なのでしょうが、それよりは動きやすさや暖かさなどの機能性を重視した服を着ていることが多いです。
食に関しても、温かい食事は一日に一食という文化が昔からあるようで、確かに昼はハムとチーズを切っただけのものとパンというような質素な食事で簡単に済ませてしまいます。
ドイツの友人が、自宅から持参したお弁当を見た時に、生の人参ときゅうりの野菜スティックとパンだけで、よくそれで満足できるなぁと、半ば尊敬の念を持ちました。
そう言えば、友人の家のホームパーティーにお呼ばれした際も、サラダとパスタとパンという、日本でのホームパーティーと比べて質素な食事だったのを覚えています。
あとはめいめいが持ち寄ったお酒があって、それでも充分話は弾み、主催者ががんばり過ぎてなくていいなぁと思いました。
どこの国でも異国にいると驚くことばかりで、まだまだ書き足りませんが、この辺で。続編はまた別の機会に書きたいと思います。
ライター:ミニマ@ドイツ