B級グルメではありませんが、これと同じように「ご当地だけで割と有名な観光スポット」というのが皆さんの周りにもあったりしませんか?
オーストラリアでも同様に地元の人だけが知っている、ちょっとした観光スポットというものが結構存在していたりします。
この画像もその1つ。オーストラリア東海岸、バイロンベイから車で30分ほどの小さな村「ベックスヒル」にある青い色の池です。この池はもともと採石場があった場所で、ここで採れた土を使ってレンガを作っていました。が、今では廃場となり、そこに水が溜まってこんな姿に。この水には土から溶け出た成分が多く含まれ、酸性度が高く、硫化銅やアルミを多く含むためこのような色に。ただし水遊びには全く適さないのだとか。事実、水中には魚も水生昆虫も全くいませんでした。そのため周囲にはフェンスが設けられていますが(大きな穴が開いていて、たとえ修理してもすぐに大きな穴が開けられて意味を成さないのですが)、それでもこれほどの美しい光景は珍しいので、訪れる人が絶えません。
このスポットもガイドブックに出ているような有名スポットではありませんが、地元の人ならみんな知っている、いわば「B級観光スポット」。オーストラリアを旅するとき、ついつい有名スポットが気になったりしますが、たとえばガソリンスタンドやカフェ、レストランなどで地元の人に話を聞いて、こうしたマイナーな観光スポット巡りをしてみるのも楽しいですよ。
ライター:Nacky@オーストラリア