韓国で公共交通機関を利用する場合、比較的韓国語が分からなくても何とかなるのが「地下鉄」です。
現在、18路線くらいが開通・運行しています。色で判別できますし、それぞれの駅に通し番号がついているので、日本よりは分かりやすいのではないかと思います。
~韓国の地下鉄~
1号線(イロソン)・・・濃い青色
2号線(イホソン)・・・緑色
3号線(サモソン)・・・オレンジ色
4号線(サホソン)・・・水色
5号線(オホソン)・・・紫色
6号線(ユットソン)・・・レンガ色
7号線(チロソン)・・・カーキ色
8号線(パロソン)・・・ピンク色
9号線(クホソン)・・・黄土色
盆唐線(ブンダンソン)・・・黄色
新盆唐線(シンブンダンソン)・・・濃い赤色
エバーライン・・・黄緑色 水仁線(スインソン)・・・濃い黄色
仁川1号線(インチョンイロソン)・・・濃い水色
空港鉄道(コンハンチョルド)・・・みどりみの青色
京義・中央線(ギョンウィ・チュンアンソン)・・・薄いみどりみの青
議政府軽電鉄(ウィジョンブギョンジョンチョル)・・・薄いオレンジ色
京春線(ギョンチュンソン)・・・くすんだ緑色
地下鉄は、最近ではチケットを買うのも自動券売機です。T-moneyカードというチャージ式のカードに入金したりも、全てタッチパネルでできるようになりました。
日本語表記にもできますので、韓国語に自信のない方でも大丈夫です!
1回用カード(プラスチックのカード型片道切符)は、およそ初乗り1,650ウォン(運賃1,150ウォン+保証金としての500ウォン※後に回収機にて返金)です。
駅の距離によって、多少金額が変わりますが、初乗り運賃でも結構な距離(30分圏内くらい)を乗ることができます。
始発(첫차)は、だいたい5時30分ごろ。終電(막차)は、平日24時30分ごろ、週末は23時50分ごろです。
駅によって、多少前後すると思いますので、よく利用する駅は、前もって調べておくと良いでしょう。路線図は、駅にもありますし、観光案内の窓口で地図付きのを無料でもらえたりもします。
スマートフォンでは、無料アプリで「ネイバー地下鉄」や「地下鉄路線図」などがあり、
乗り換えや所要時間なども検索できて便利です。ダウンロードされておくと便利だと思います。
私がよく利用するのは、2・3・4・5・9号線です。ラッシュアワーなど通勤時間帯によく混んでいるのは1・2・9号線のイメージです。
最近だいぶん無くなってきましたが、それでも物を売る人、物乞い、宗教の勧誘(演説?)などなどは今でもあります。
ただし、絶対物を買ったり、お金をあげたりしないでください。残念ながら、それはやさしさにはつながりません。特に物乞い系。
特に地下鉄1号線では、不思議な人や車両に出くわす確率が高い気がします。(あくまで個人的な意見です☆)ウワサでは、食料品が売っている車両があるときがあるとか無いとか。(笑)
真相は分かりませんが、いつか乗り合わせてみたいです☆(^^)
さて、地下鉄とともに、韓国で重要な「足」といえば「バス」です。日本よりもたくさんバスが走っていて道路には「バス専用レーン」が設置されている区間もあるので、地下鉄やタクシーよりも早く、かつ、楽に目的地に着ける場合もあります。
案内(バス停の表示やバスの車内アナウンスなど)がことごとく韓国語オンリーなので、最初は結構敷居が高いイメージですが、コツさえマスターすれば何のことはありません。
こちらもスマートフォンの無料アプリ「ネイバーバス」や「SeoulBus」などがありますので活用すると便利です。
このアプリでは、「バスがあと何分後に自分がいる停留所に到着するのか」とか「バスの路線図」なども出ますので便利です。
地下鉄よりもバスの方が最終の時間も遅いイメージです。(目的地によりますので一概に言えませんが)
また、韓国バスはちょっと独特なので、特にソウルの方はよく利用するであろう一般的な「市内バス(青や緑色のバス)」についてのコツを説明しますと。。。
●バス停の前にきっちり停まるとは限らないので(笑)、乗りたいバスが来たときは手を上げるなど、ちゃんと意思表示すること。
●バスの前から乗り込み、降りるときはバスの後ろのドアから降りる。(赤バスなど1つしかドアが無いバスの場合は、降りる人が降りてから乗ります)
●T-moneyカードを使う場合は、乗るときに も機械にカードをかざし、降りるときにもカードをかざす。(そうしないと、乗換えや乗り継ぎ割引が適用されません☆)
●座席に座れず、立って乗る場合は、手すりをしっかりつかんでおくこと。(運転が荒いときが多々あるので)
●降りる場合は、前もって出口ドア付近で待機すること。(ゆっくり降りたい場合は、大きい声で車掌さんに「降ります!」と意思表示してください)
バス停の路線図の案内板は、とにかく見づらいのですが(苦笑)、矢印が表示されている場合は、「その方向にバスが進む」ということなので、よく見ましょう。
自分が行きたい方向が、案内板の矢印と反対方向だった場合は、だいたい道路の向かい側にあるバス停に行けば良いですが、きっちり向かい側にあるとは限りません。(見える範囲ではありますが、むしろ、ほぼずれています。)
最近は、ネットであらかじめ停留所の場所など、基本データは何でも調べられますので、時間に余裕があるときに前もって調べておくと、移動がスムーズです。
地下鉄とバスをマスターすれば、車が無くても、ほぼソウル市内どこでも行けます♪ぜひ活用してください。
イロミ@韓国