今日はフランスの祝日についてお話したいと思います。2015年の祝日は以下の通りです。
1月1日(木)元旦
4月5日(日)※復活祭(イースター)
4月6日(月)※復活祭翌日の月曜日
5月1日(金)メーデー
5月8日(金)1945年戦勝記念日
5月14日(木)※昇天祭
5月24日(日)※聖霊降臨祭
5月25日(月)※聖霊降臨祭翌日の月曜日
7月14日(火)革命記念日
8月15日(土)聖母被昇天祭
11月1日(日)諸聖人の日
11月11日(水)1918年休戦記念日
12月25日(金)クリスマス
ご覧の通りフランスには1月1日の元旦をはじめとして戦争や特にキリスト教に関する祝日が複数存在します。ちなみに※印のついた祝日は毎年日付が変動する移動祝日です。
フランスでは祝日が日曜日に当たってしまった際の振替休日というものがないので、このケースに該当する年は少々損をした気分になってしまうもの…ですが、心配はご無用!
ここはバカンスが重要視されている国、フランス語には「faire le pont=ポンをする」(ポンはフランス語で橋を意味します)という表現もあり、祝祭日と週末に挟まれた平日に休暇をとって(つまり休日と休日の間に橋を架けて)連休にしてしまうというのはよくあることです。
日本と比べると祝日は少なめですが「ポン」という技を使って(!)連休を取るなんていうことはお手のものなのです!
さて、フランスでは間もなく戦勝記念日の祝日を迎えます。この日は全国各地の戦没者記念碑前で軍事式典が執り行われます。
また、7月14日の革命記念日には一年を通して最大規模の軍事セレモニーが行われ、特にパリのシャンゼリゼ通りで行われる軍事パレードは空軍によるアクロバット飛行が見られたりと大変見ごたえがあります。夜には全国各地で花火が打ち上げられます。
フランスでは祝日は閉店してしまうお店が多くショッピングを楽しむことはできないかもしれませんが、先述のような祝日に行われる特別行事に参加してみるのも良いかと思います。
たぬき@フランス