カナダワーホリ
日本の祝日は15日、一方カナダの祝日は11日です。これをみると日本のほうが休みを取りやすいのかと思えますが、実際はそうではないと感じています。

カナダに来てまず驚いたのが、学生の夏休みの期間が長いことです。

多くの学校は5~8月頃が夏休みになっていることが多いのです。気候がいい時期に好きなことをやりなさい、ということだと思いますが、粋だなと思いました。

ただし、まとまった長期休暇は夏休みのみの所が多いようですので、年間の休日数は日本と対して変わらないかもしれません。

社会に出た後の休暇については、かなり違いがあると感じています。

有給の消化率が高いことや、休暇の取りやすいシステムが揃っていることがその要因です。

例えば有給をためておいて、3週間くらいのバケーションを取得するのは比較的よく聞く話です。

有給があまっていると、翌年に繰り越さずに使うように言われたりもします。

私の友人に小学校教諭がいるのですが、ある決まった期間の給料を少しずつプールする形にして、そのプールしておいた金額を給料としてもらいながら1年間休暇をとることができるというのです。

実際にその方は休暇を利用して、冬の寒い間にオーストラリアへ太陽の光をもとめて旅立ちました。

1年もの長い間家を離れるのはさぞやコストがかかると思うのですが、バケーションレンタルという家の借り方もありますし、ある家族と「家を交換する」なんて方法もあるようですよ。(私の友人は、オーストラリア在住のご夫婦と実際に1年間家を交換していました。)

日本では、有給を使うのは病欠のときだけ、あるいは繰越した休暇が消えていく…なんて話がよくあります。ワークライフバランスを考えて、もっと取得し易い環境ができたらいいですね。

Nataly@カナダ


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