慣れない異国の地で生活していると、時には体調を崩して薬のお世話になることもあるかと思います。
そんなときに口にするお薬について、よく海外の薬は日本人には強すぎる等と聞きますが実際はどうなのでしょう。今日は私の体験談をお話したいと思います。
私は基本的にはお医者さん嫌いなので…たとえ体調が悪くてもたいていの場合は薬局で薬を購入してお医者さんに頼らずに治してしまうことが多いのですが、症状がひどくて本当に辛い時や早急になんとかしないといけない場合にはお医者さんに行ってお薬を処方してもらいます。
先述の通り、病気の症状が軽いときには私はお医者さんに行かないので、お医者さんに行くとたいてい抗生物質など強そうな薬を処方されることが多いです。
しかし、私にとってはフランスで購入した薬が強すぎたという経験はこれまで特にありませんでした。むしろ処方されたお薬がほとんど効いてない?!と感じたことも何度かあったほどです。
しかし、薬によって体がどう反応するかは勿論個人差があるので、心配な方は薬の箱に入っている副作用反応等についても詳しく書かれている説明書を読むことをお勧めします。
私はこれまでに一度ですが、お医者さんに処方された薬を飲み始めてから副作用らしき症状が皮膚の反応として現れたことがありました。このときはお医者さんに連絡して薬の服用を中止し、新たに別の薬を処方してもらいました。
それから薬局で薬を購入する際に覚えておきたいのが、同じ薬でもお店によって値段設定に差があるということです。
ワーホリビザでフランスに滞在する方は海外旅行保険の加入が義務付けられているので、フランスでお医者さんにかかって処方された薬については保険でカバーされるケースが多いと思いますが、処方箋なしで薬局に行って直接薬を買う場合には自己負担となるので、日頃から余裕のあるときに鎮痛剤などの常備薬になりうる薬の値段の比較をしておいても良いかと思います。
数ヶ月前のことですが、健康保険でカバーされない全額自己負担の薬を求めて薬局をはしごしたことがあります。
4件目の薬局でやっとこの薬を見つけたのですが、私はボトル2本必要だったのに対し、この薬局にはそれが1本しかありませんでした。仕方なくこの薬局でボトル1本のみを購入し、新たに別の薬局でもう1本を購入しました。しかしこの薬局で値段を聞いてビックリ!先程の薬局の半額だったのです!
値段の安い薬局もそうですが、日頃から自宅や職場の近くで何でも気軽に相談できる薬剤師さんがいる薬局を探しておくと(薬のお世話にならずに元気にフランス生活を送れれば一番良いのですが!)いざというときに便利です!
たぬき@フランス