日本にいるときに筆者が唯一苦手だった食べ物、それは、タイ料理、もっと言うと、それらの料理によく入っているコリアンダーという香菜です。
初めて食べたタイ料理、グリーンカレーの感想はというと、甘くて辛い！しょっぱく無いカレーに戸惑いながらも食べ、結局全部は食べられませんでした。
また、サラダには必ずと言っていい程コリアンダー、スープにも、ヌードルにも、この独特な香りの第一印象は、はっきり言って最悪でした。
コリアンダーは別名カメムシソウとも言い、その匂いにちなんでいます。パクチーと呼ぶこともあります。
そんなわけで、もう二度と口にしないであろうと思っていましたが、機会はすぐに訪れました。
こちらに来た時の食事会の場所が、タイ料理のお店でした。ニュージーランドには移民が多く、タイ料理のレストランも少なくありません。
意を決して、トムヤムクンを食べて見ると・・あれ？意外と美味しい！！！！コリアンダーの味も前みたいに気持ち悪く無い。衝撃でした。
その後は、サラダの上に乗っていた生のコリアンダーの葉も普通にぺろりと平らげ、あんなに苦手だったのに、むしろものすごく美味しいとまで感じられるほどでした。
それからは、グリーンカレー、トムヤムクンはもちろんのこと、パッタイやパパイヤのサラダなど、大体のタイ料理はなんでも美味しいと感じられるようになりました。
日本での、あの安心できないような味の食べ物という印象が嘘みたいにかき消されました！あの時は、食事に行ったにも関わらず、帰宅してお腹が空いてインスタントラーメンを作って食べた記憶があります。食べ放題のお店なのに。
そして今ではタイ料理は私の大好物の食べ物の中の一つになり、コリアンダーに至ってはプランターを買って育ててみようかとも思っています。
というのも、こちらのスーパーではコリアンダーやバジルが売っているコーナーのとなりに、ほぼ同じ値段の鉢植えが売っているのです。これは前から気になっていましたが、栽培して増やして食べろということなのでしょうか？とても気になります。
いかがでしたか？日本にいる間は苦手だった食べ物でも、海外に出てみたら意外に美味しく感じられることがあるかもしれませんよ！
Mii@NZ
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