フランスワーホリ
海外生活をするなかで思うことは色々ありますが、日本という国の素晴らしさについて再発見したということについては以前触れたことがあるので…http://www.whic.jp/blog_workingholiday/cat15/post_1319.html今日は逆にフランスで良いと思うことについて書いてみたいと思います。

フランスではバカンス(休暇)はとても重要なものとして認識されています。フランス人はバカンスを楽しむために仕事をしていると言っても過言ではありません。

フランス人は息抜きの仕方を良く知っています。彼らの休暇や休日の過ごし方は見習うべきだとフランスで生活していると常々思います。

以前観光客が多く訪れるレストランで働いていたときのこと、日本からのお客様をお迎えして注文をとる際に「時間がないので急いでもらえますか?」と言われることがしばしばありました。

団体旅行の自由時間を利用して来ているので十分な時間がない、お食事後にバスや電車を利用するので時間が限られている等、理由は様々ですがせっかく海外のレストランまで食事をしに来たのに時間を気にしながら急いで食べなければいけないとなると残念な気がするのは私だけではないと思います。

美術館で働いている友人が「日本人の美術館滞在時間は非常に短く、団体さんの場合はなおさら、来たと思ったらもうバスに乗って帰っていく」と言っていました。

確かに、日本では長期の休暇をとることは容易なことではないので日本人観光客がフランスまで旅行に来て過密スケジュールをこなしているのも不思議なことではありません。

しかし、実際にフランス流バカンス(休暇)を一度経験すると、先述のような日本人の旅行客が可哀相になってきてしまいます…。

不況とはいえ、フランス人は平均で1年に1度はバカンスに出かけています。そして目的地で一番人気なのは海!私も昨年お隣の県にある海辺のバンガローを1週間レンタルしてゆっくりと過ごしてきたのですが(これがバカンスか!)と、バカンスの本当の真意を理解した気がしました。

好きな時間に起きて庭でゆったりと朝食をとったり、気が向いたらバンガローから徒歩ですぐのところにあるビーチに行き海水浴もしくは日光浴をしながら昼寝をしたり、バンガローの庭でバーベキューをしたり、普段なかなか忙しくて会えなかった複数の友人達がバンガローに会いに来てくれたり…

場所を変えてゆったりと楽しい時間を過ごしただけで何も特別なことをした訳ではありませんが、心も体もゆっくり休ませることができ、大満足して帰ってきました。

フランス人は、人生を楽しむプロだと感じています。ワーホリで1年間フランスに滞在することが出来るのなら是非、皆さんにも心身共に満足できるようなフランス流バカンスを体験していただきたいです!

たぬき@フランス


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