私が一番はじめにカナダに渡った時に取得したのはワーキングホリデービザでした。
ワーキングホリデービザとは、18歳から30歳までの間にとれるスペシャルビザで、最長1年間異なる文化の中で休暇を楽しむことができます。
このビザの特徴は、就労ができるという点です。観光ビザや学生ビザでは働くことはできませんが、こちらですと”ワーキング”ホリデーという名前の通り、現地の方達にまじって働くことができるのです。
そのためにより身近に現地の文化に触れることができるといえると思います。このビザの利用者は年齢制限のために非常に若い方が多く、金銭的な不安を持っている方も多いですが、働くことができるという点で渡航を決意する方もいらっしゃるようです。
募集要項は毎年決まった時期に発表されますが、一番気をつけなければいけないのは定員です。
ここ数年は6500人が定員となっていることが多いようです。定員割れした都市もありますが、先着順なので早めに申し込むのが得策です。また、就労はビザがある限り制限はありませんが、就学は6ヶ月までと決まっているので、学校や受講したいコースは事前に決めておくとよいと思います。
さて、私のワーキングホリデービザ所持のときの生活ですが、実際には一度も給料をもらう就労をしませんでした。
やりたいポジションにつくためにはじめはボランティアから始めたため、残念ながらこのビザ最大のメリットを生かせなかったのです。
私と同じように、ワーキングホリデービザをあとにとっておけばよかったと後悔する方は少なからずいらっしゃいます。
例えば就労の予定はなく、学校に行くだけであれば学生ビザがありますし、期間によっては観光ビザでも通うことができます。生活する中でそろそろ働きたいなと思ったらワーキングホリデービザを申請するという方法もあるので、自分の予定と照らし合わせてよく吟味してみるとよいですよ。
Nataly@カナダ