ソウル市内では、自家用車が必要ないくらいバスや地下鉄など、その他の公共交通機関が充実しているので普段の生活では車が無くてもほとんど困りません。
しかし、ちょっと遠出してテーマパークや郊外の街に遊びに行ったり、はたまた週末などに大型スーパーマーケット(韓国ではマートと呼びます。)などでお買い物をしたりする場合には、
やはり車があった方が便利だなぁと感じます。
ただ、韓国の運転は荒いので、韓国で運転するのが怖いという方も多いと思います。
私もワーホリ時代は日本で国際免許証を準備して行きましたが、ワーホリ期間中に運転したことは1回も無かった気がします。
その後、韓国で働きながら生活している間に、日本の免許証をグローバルセンターに持っていって申請すれば結構簡単に韓国の免許証にかきかえられる事を知り、韓国の自動車運転免許証もゲットしました。
それ以降は、車を購入したきっかけにソウルでもよく運転していました。
正直、韓国での車の運転は危ないですが、個人的な感覚では『バス』が一番強引で危ないです。
また、渋滞になる事も多いので、割り込まれてもあおられてもイライラしない。時間に遅れても焦らないのが安全への第一歩かと。(笑)(時間を気にして移動するなら、確実なのは地下鉄ですね。)
さて、自家用車を手に入れる場合、確かに安いのは中古車ですが、韓国では、中古車はピンキリ・・・というか、とんで もない状態の車も売買されるので、新車を購入するか、中古車はオススメしませんが、仮に中古車を買うにしても知り合いの中で車に詳しい人に目利き役になってもらって、ちゃんと選ばないと、車本体の値段は安くても、とんでもなく燃費の悪い車だったりします☆
ガソリン代は、日本よりちょっと高いんじゃないかと思います。リッター単1800ウォン(180円)くらいです。
韓国ではレギュラーガソリンのことを『휘발유(フィバルユ)』といいます。漢字語で『揮発油』です。
ガソリンスタンドでは、フィバルユの他に、ディーゼル車用の軽油(ギョンユ)やハイオクにあたる『高級フィバルユ』もあります。
また、レンタカーやタクシーなどの車は、LPG ガスで走る『ガス車』もあり、LPGと書かれた専用のスタンド(ガソリンは無いので『ガススタンド』と呼ばれるのでしょうかね☆)でLPGガスを充填します。
だいたいは、どのスタンドにも職員の方がいて、ガソリンを入れてくれたり窓を拭いてくれたり。また、500mlの水のペットボトルをくれたり、ティッシュをくれたり、洗車の割引チケットをくれたりします。
ときどきセルフのガソリンスタンドやセルフの洗車場も見かけますが、日本よりは少ない気がします。
私は、今までの韓国生活の中で2回、車を買ったり売ったりしました。1回目は知り合いから破壊的に安いポンコツ車を譲り受けた時と、2回目は結婚を機に新車を買った時です。
結局は、維持費がかかりすぎて維持できずに車を手放すことになってしまったのですが・・・。
車があったときは、よく運転していましたが、正直ソウルはあまり駐車場がないので、駐車場探しに困ることが多いです。
有料駐車場の場合、その料金もなかなか馬鹿になりません。車がなくなったらなくなったでバスや地下鉄を利用するようになったので、今は車の購入に二の足を踏んでいる状況です。
あったら便利かなとも思いますが、ソウル市内で生活するなら、それほど重要じゃないかもしれませんね。
また、自家用車にこだわらなくとも必要なときだけ車を借りる『カーシェアリング』が最近韓国でも登場していますので、レンタルもしやすくなったと思います。
余談ですが、自家用車にはブラックボックス(CCTV)と車上荒し対策は必ずされた方が良いと思います。駐車するときのバックカメラは、あれば便利かなと思います。
これから、韓国も紅葉の季節になりますので、ドライブもいいですよね~!ぜひ安全運転で楽しんでください。
注)写真は、韓国のパトカー。くれぐれも、お世話になりませんように。。。
イロミ@韓国