言葉は違ってもルールは同じだから通じ合える、それがスポーツ。
オーストラリアにワーキングホリデービザで滞在しながら、スポーツでの活躍をきっかけに交流を広げている人もいます。
私が知っている方は2人。1人目はサッカーでした。
日本で高校のサッカー部に所属していたAさん。田舎町に滞在中、ちょっとした興味がきっかけで地元のサッカーチームに参加してみたのだとか。
するとAさんの活躍もあってチームは近隣の町との試合で快勝を続けることに。すっかりエース・ストライカーになり地元の新聞のトップを飾る人気者になりました。
サッカークラブでの活躍に加えてこの記事の影響もあり、ホームステイの受け入れ先にも困ることなく、充実したワーキングホリデーを過ごして帰国してゆきました。
2人目は柔道。オーストラリアではマイナーなスポーツですが競技人口が少ない分だけ指導者も少なく、強豪国である日本の「柔道プレーヤー」は人気者になれたりします。
高校の県大会で優勝経験のあるBさん。しかし両親に強制されて始めた事もあり、本当は柔道が嫌いで仕方がなかったのだとか。
こんなBさんでしたがちょっとしたきっかけで地元の柔道クラブに顔を出すことに。小柄なBさんが体の大きなオーストラリア人プレーヤーをいとも簡単に投げてしまう様子に皆、大感激。
これが縁で、その後のオーストラリア大陸一周旅行の時も紹介された各地の柔道道場を巡り歩く旅となり、「柔道の縁」がその後のBさんのワーキングホリデーを大きく変えることになりました。
見知らぬ人と趣味や特技の話題がきっかけで話が盛り上がった、という経験のある方も多い事でしょう。
スポーツなら言葉は後まわしでも十分なコミュニケーションが楽しめたりしますので、人との繋がりを広げるためのツールとして活用してみてはいかがでしょうか?
Nacky@オーストラリア