オーストラリアで2年暮らしたあと、ニュージーランドの家庭にも慣れ始めた私ですが、食器の洗い方には未だに少し嫌だなあと思うことがあります。
オーストラリアでそう思ったことはニュージーランドでもやはり同じでした。
それは、シンクに熱めのお湯と洗剤を入れ、スポンジなどで汚れを落とした後、水切りに置き乾かす、という至ってシンプルな方法なのですが、当然食器などには泡がたくさん付いたまま。
最初のころはその泡を流したくて、流したくてたまらなかったのですが、だんだん我慢できるようになってきました。
洗剤を洗い流さないなんて、体に悪いのでは・・・というかなんか気持ちが悪い、と時々自分の使った食器やマグカップだけはちゃんと水ですすいだりはしていました。
ちなみに、オーストラリア人の家族と暮らしていた時は、泡だらけの食器を水切りに置き、そこに熱湯をドバっとかけるというやり方もありました。なんとも豪快。
このことは、深刻な水不足とお湯をタンクに貯めている家が多いことが関係しているようで、日本ではお湯をたくさん使って食器を洗うことが普通だと思っている私達にとっては、最初は理解しがたいことだと思います。
でも洗剤が口に入っていると思うと、やっぱりなんか嫌だなあと思うのも仕方の無いことだと思うのですが。
また、ニュージーランドで最初に暮らした時、私は赤ちゃんや子供の世話をしながら暮らすというオーペアをしていたのですが、赤ちゃん用の哺乳瓶やおしゃぶりもやはり、洗った後は泡だらけ。
それなのに、哺乳瓶でミルクを作る時に、お湯を入れてから、温度をチェックし、においを嗅いで一言。
「うーん、ちょっと洗剤のにおいが強いわね!」と一回洗ってからまた作っていたママ。赤ちゃん用品くらいは洗剤を流してくれ〜〜!!と思ったものでした。
ニュージーランドの家庭にホームステイをしようと考えている方は、食器を洗う時には、このようなことがよくあるので、泡を食ってしまわないように覚えておいてくださいね。
Mii@NZ