130119_german日本では経験したことのないような、意味不明なことはここドイツで色々体験していますが、個人的に気持ちが悪くて今でも覚えているのは、借りていたWG(ルームシェア)の部屋が冬になった途端、突然カビだらけになったことです。

これが、例えば浴室なんかだったのならば、ある意味納得できる話なのです。というのも、ドイツの浴室というのは、密閉性が非常に高く、かつ防水加工された塗装が施されていないため、換気扇の性能が悪かったり、喚起のために窓を開けるのウッカリ忘れたりすると、たちまちの内に天井が真っ黒にカビで覆われてしまうのです。

しかし、この時は、隣の浴室は問題なし!他のWGの部屋も問題ナシ!何故か私の部屋の外壁に面した壁だけにカビが!?という状態でした。

ドイツの冬というのは雨や曇りの日が多く、相対的に湿度が高くなり、更に全館暖房がかなり普及しているため、部屋の内と外で温度差が生じてカビが発生しやすくなることは、勿論承知でした。ですので、マメに喚起もしていましたし、過去に住んでいた古い学生寮の部屋ですら暖房をかなりオンにしていたのにも関わらず、そんな問題は一切起こりませんでした…この時点で、かなりオカシイですよね。

取り敢えず、強力なカビ取りスプレーを吹きかけ、カビを跡形もなく消しました。その後も湿気がこもらないよう、通気にも相当気をつけました。ですが、また数日したら出てくるのですよ、カビが!

何度やっても埒があかなかったので、建物の管理人を呼んで壁のチェックをしてもらい、遠方に住む家主に連絡をとって、壁の防カビ工事をしてもらうことに相成りました。そのように進むまでに数か月を要したことは言うまでもありません。工事が始まる前もストレスでしたが、工事が始まった時も、終わった後も数日は自分の部屋には居られず、大変な思いをしました。

もちろん工事費は向こう持ちでしたが、その間も通常通り家賃を支払わないといけなかったので、最悪でしたね。

こういうことがあったので、WG内だけではなく、建物全体の構造や周りの住宅がどのような感じなのかもチェックするようになり、少々家賃が安くても疑問の残る住まいには入らないよう気をつけるようになりました。皆さんも冬のカビにご注意を!

元@ドイツ


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