韓国でお買い物をすると、免税店以外では10%の消費税(韓国では付加価値税と言います)が付きます。
ただし、東大門などのショッピングセンターでは、建物内に免税申請できる窓口があり、免税申請を受けられるようになっているところもあるようです。(私は利用したことはありませんが・・・☆)
最近、個人的に税務会計事務所に就職したこともあって、税金に関して関心が高くなりました。
韓国で仕事やアルバイトで給与を得る際には、あまり給与明細を発行しない会社が多いですが、普通は存在するものなので、できれば受け取る方がいいとお思います。
ただし、個人で知り合いから受けている家庭教師のアルバイトなどには給与明細はありません。家庭教師派遣会社などを通している場合は、給与明細はあると思います。
基本的に韓国では個人事業主が多く、自分の会社で会計処理できない(経理部門がない)会社やオーナーさんが多いので、外部の『税務会計事務所』に会計を依頼しています。
一般的に、給与の源泉徴収額は、3.3%です。おそらく、額面の3.3%引かれて受け取っていると思います。
その他、4大社会保険と呼ばれる(国民健康保険・国民年金・長期療養保険・雇用保険)保険に加入していれば、その分控除されます。金額は、所得に応じて負担額が変わります。
韓国では、税務署で作れる『現金領収書カード』というものがあります。法人名義でも個人名義でも作ることができます。
カードが発行された後に、国税庁のHPで番号の登録などが必要ですが、これは何かと言いますと、お買い物をするときに現金で支払う場合、レジで毎回このカードを出して、カード情報を読み取ってもらいます。
すると、自分が支払ったという証拠データがリアルタイムで国税庁に送られます。特に法人の場合は、3万ウォン以上の売買になると、『税金計算書』というものを発行したり受け取ったりしなければなりません。
後で確定申告する際に必要になります。
個人の場合は、現金領収書カードをこまめに出すことで、消費税(付加価値税)の還付が多くなるかもしれないので、面倒ですが毎回の支払いの際にカードをレジの人に渡すのがいいかもしれません。
レジの人によっては、現金領収書の読み取り方がわからない場合もあります。事前に国税庁のHPで自分の携帯電話の番号を登録しておくと、電話番号をレジのときに入力するだけで読み取れるので、覚えておくといいかもしれません。
チェックカード(日本で言うデビッドカード)やクレジットカードで買い物した分に関しては、事前に登録しておけば現金領収書カードは必要なく、そのまま国税庁にデータが行きます。塵も積もれば・・・ですよ。(笑)
イロミ@韓国