さて、皆さんはドリアンという果物を食べたことはありますか?
そう聞くと、なんかわからないけどすごくトゲトゲしていて臭いやつでしょ!!と答える人がほとんどだと思いますが、その通り。ただ、本当にドリアンを食べたという人はあまりいないのではないのでしょうか。
筆者の世界で一番好きな食べ物はドリアンなのですが、あまり大好きだという人(特に日本人)は少ないと思います。先日、ドリアンフェスティバルがビクトリアマーケットであったのでその模様と共に、ドリアンがどんな果物なのかをご紹介したいと思います。

あまり日本人には馴染みが無いドリアン。英語ではDurianでジュリアンに近い発音でドリアンと普通に日本語読みをしてしまうとこちらではなかなか通じません。筆者は、幼い頃何回か食べる機会があり、最初は食べられなかったのですが、三回ほど挑戦してみた結果、食べられるようになったばかりか、世界で一番好きな食べ物にまでなってしまいました。
ドリアンの味を言葉で表現すると、すごく熟れたマンゴーやバナナをかなり濃縮してトロピカルな癖を付けたカスタードクリーム、と言ったところでしょうか。匂いはそれに腐った玉ねぎと都市ガスを混ぜたような感じでまあまあ最悪です。ただ美味しいと一度感じてしまうと、それはそれは美味しくて最高な食べ物に変わります。
タイでは借金してでも毎日食べたくなる果物とされています。トラもドリアンが落ちてくるまで辛抱強くその木の下で待つのだと聞きました。

そんなドリアンですがオーストラリアで売られているものはほとんど冷凍されているものばかりです。大体一つ25~30ドル程で売られています。
先日、様々な国のドリアンを試食して買うことができるインターナショナルドリアンフェスティバルがあったのでもちろん行って来ました! そこでは噂に聞いていたドリアンの最高峰「猫山王」(マオシャンワン)があったので一番小さいものをゲットしました(80ドルでした。)

以前、ビクトリアマーケットでも入荷していたのですが発見して買い物の最後に買おうと思っていたら数分後、全て完売していました泣。見つけたらだいぶレアだからすぐに買わないと、とドリアン好きの友達にアドバイスを受けました。他にもシンガポールやタイ、フィリピンなどのドリアンの試食も出来て、ドリアン好きにはたまらないイベントでした。オーストラリアの他の都市でも開催していたようです。

いかがでしたか? 一度ハマってしまうと虜になるその甘さ。控えめに言って最高です。ただ、東南アジアの言い伝えでアルコールとドリアンを一緒に食べてしまうと死んでしまうという怖いうわさもあるので、食べる際には食べ合わせにご注意を。
栄養満点でクリーミーなドリアンはとても美味しいのでまだ食べたことが無い方は是非チャレンジしてみてくださいね♪

ライター:mii@Aus


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