ワーキングホリデー&留学する際、着いてからまずやらなければならないのは『お部屋探し』。
ドイツでは3ヶ月以上滞在する場合、すぐに住民登録をする必要があります。そして住民登録証がないと、スマホのSIMカードを購入したり銀行口座を開いたりすることも出来ません。つまり、住む場所がなくては何も始まらないのです。勿論その間、全てのやりとりはドイツ語または英語になるので、ここがドイツ滞在の最初のハードルと言えそうです。
筆者は『ホストファミリー』→『WG』→『アパート』という流れで現在に至ります。❝WG❞は❝Wohngemeinschaft❞の略で、シェアハウスのことを言います。費用を抑えたい場合は、このWGがオススメです。一人暮らしのように全て自分がやりたいように暮らせるわけではありませんが、家賃や必要経費が安価であるだけでなく、ドイツでの暮らし方を学びながら異文化交流ができるという点で、凄く良い経験になるでしょう。
さて、物件探しですが、WG探し場合、インターネットや貼り紙、知人紹介で物件を見つけ、貸主に直接アポを取ります。大きな都市ほど競争率が高いので、少しでもいいな思ったらすぐに連絡しましょう! また、貸主は不動産会社ではなく一般人である事が多く、そのため契約に関するトラブルも少なくありません。サインする前に、出来ればドイツ人に契約書を読んでもらい、問題がないか確認すると安心です。
家やアパート探しの場合は、不動産会社に出向くか、今はネットで情報を見てから気になる物件を扱う不動産に連絡を取る人が大半です。ちなみに筆者は一戸建て購入を考えており、手頃な物件を探していましたが、近年の物件&土地価格高騰により、中古物件購入すら夢のまた夢になりそうです・・・。
ちなみに、節約家のドイツ人、引っ越しも業者に頼まず出来る限り自分達で済ませます。車で荷物を運び、家具も解体&組立するのです。そのため、引っ越しのために有休を取る人が沢山います。DIYは楽しいですが、あまりに規模が大きいと途方に暮れてしまいます。少しくらいお金がかかっても、業者に任せてしまえば楽なのに・・・と内心思ったりする筆者でした(笑)。
ライター:yodan@ドイツ