オーストラリアでは、12月15日より約2年ぶりに、ワーキングホリデーで渡豪する日本人の受け入れが再開されました。ワーキングホリデーを計画していた方にとっては、待ちに待った嬉しいニュースなのではないでしょうか。

筆者はこのニュースを聞いて、自分が渡豪に向けて準備をしていた時のことを思い出しました。少しでも現地での情報を得ようと、ネットで「ワーホリ オーストラリア」、「ワーホリ 体験談」などと検索し、ワーホリ経験者のブログや記事を読み漁っていました。

実際は、渡豪する前に期待していた通りのこともあるし、もちろんそうでないこともありました。得られるものや感覚は、人それぞれ違います。
今回は “筆者の場合” の海外生活を通して得たもの、感じたことを紹介したいと思います。

1. 主体性が身につく
“主体性” と書くと少し抽象的で、なんだか就活で使う自己PRみたいですね。笑

ワーキングホリデーは、仕事をするも、学校に通うも、ホリデーとしてゆっくり過ごすも、その時間の使い方は自由です。別の言い方をすれば、すべて自分で選択し決断していかなくてはいけません。

筆者の場合は、”スキューバダイビング インストラクターの資格を取り、その関連の仕事を現地でする” という目的を軸にすべての行動を決めてきました。
コロナが世界的に広まった影響で、コースがキャンセルになったり、移動が思うようにできなかったり、想定外の自体が多々ありましたが、その都度「じゃあ、こうしよう」と自分で今やることを決めてきました。

もっと身近な話でいうと、住む家、仕事は自分で探さなくてはいけません。(もちろん、知り合いが紹介してくれて・・・という場合もあるでしょうが。)日本ではごく簡単な事かもしれませんが、海外では言語の壁が立ちはだかります。

何か軸となる目標を一つ置いておくと、それに到達するための行動を自分で選択していく日々になると思います。(海外で生活すると、よりその選択すべき時が多いように感じます。)
そう過ごしていく中で自然と主体性が身につくのではないでしょうか。

2. 当たって砕けろ精神
筆者は、インストラクター資格を無事取り終え、仕事を探していましたが、日本人観光客はもちろん、観光業全体が苦しい経営状況であるため、なかなか求人はありませんでした。そんな中、自分の挑戦したいことにマッチしている求人を見つけました。しかし、募集条件は「実務経験 2 年以上」「英語での流暢なコミュニケーション」そして英語に加えて「北京語が話せる」でした。

もちろん私は、インストラクター資格を保持していること以外、何一つ当てはまっていません。笑
悩みましたが、「どうせダメ元だし、とりあえず応募するだけしよう。」と思い応募すると、なんと返事が来ました。電話面接の後、トレーニングしてくれることになりました。やってみるものですね!

ワーキングホリデーには時間に限りがあります。その限られた時間を実りあるものにするには、ダメ元でもトライすることが大事だと実感しました。
また、良い意味で海外では誰も自分のことを見ていません。失敗しても何も恥ずかしくないので、大胆に挑戦するに限ります。

3. 日本の良さを再認識する
これは、渡豪前に読み漁っていたブログや体験談で、多くの人がそう言っていました。実際来てみて、筆者も本当にその通りだと思いました。

“海外で生活したい” と思う理由の一つに、何かしら日本での生活に不満があるからという方は多いのではないでしょうか。
ただ海外に出ると、日本では当たり前だったことが、そうではないことに気がつきます。丁寧なサービスも、清潔な街も、なんでも揃う便利な店も、真面目に仕事する姿勢も・・・。

また、移民大国オーストラリアでは、よく自国の話題になります。そんな中、「日本の〇〇なところすごいよね」と褒めてもらうことがよくありました。他国の人から日本の良さを教えてもらうなんて不思議ですよね。

俯瞰でみた時に、初めて気付くことではないでしょうか。
筆者は、以前より日本人であることに誇りを持つことができて嬉しいです!

以上が、今回紹介する筆者が海外生活で得て感じたことです。
想像していたキラキラした生活だけではない、海外で生活することの厳しさを痛感する瞬間も多々ありました。ただ、旅行では決して得られない ”暮らす” ことで得られるものがあるのは間違いないです!

この記事が、ワーキングホリデー計画中の皆さんの後押しになれば幸いです。
それでは、また次回!

ライター:PAGU@オーストラリア
現在ケアンズにワーキングホリデー中、海と写真が大好き。


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