アイルランドの医療は、最近少しマシになってきてるとは思いますが、ざるです。
救急でA&Eに運ばれても24時間待ちとか普通にあります。基本軍隊ルールなので、治療の甲斐がなさそうな患者さんは後回しにされるとか(軽症もあとまわし)。
さて、そんなアイルランドですが、最近またCovid19が増えてきていまして、重傷者も増えてきています。そのためベッドが足りなくなってきています。
そして病院のシステム。一般的にはGPと呼ばれる町医者、かかりつけ医に行きます。最近ではWalk inと言って、予約なしで診てくれるGPも増えてきていますので、緊急時の為にネットで近所のGPがどうかを確認しておくことをお勧めします。
そして、GPを経由しての採血、レントゲン、その他の検査は大きな病院を紹介されます。GPによって予約を入れてくれたり、自分で予約しろと言われたり様々ですが、GPを通して予約した検査はGPに払ったお金以外基本不要です。そう思ったらちょっとお得。
一方、大きな病院に直接行っても基本、診てもらえません。また、救急車でA&Eに行けば診てはもらえますが、救急車の使用料、緊急対応のお金(NON-EUの私達は250ユーロを治療費とは別で取られます)。そして、待たされます。勿論、本当の緊急時は救急車を呼んでもいいですけど、自分が持っている保険でどこまでカバーされるのかを確認しておかないと、負担金額が大きいです。
歯科も基本は予約制。でも街中だとWalk inもあります。急な歯痛は耐えきれないですよね。出来たら日本できちんと治療してからの渡愛がいいですが、こちらについてから情報だけ見ておくといいです。
アイルランドのビザを取るのには医療保険への加入は必須ですので、どういった保険に入るのか、日本で購加入するのか、こっちで加入するのかを見比べてみるのがいいと思います。
暴飲暴食を避けて、休息を取り、健康に過ごしましょう。持病のある方は薬の持参をおわすれなく。
ライター:yuki@アイルランド