以前、ドイツ人の抱く日本の主なイメージは『寿司・アニメ・人柄 etc…』とご紹介しました。
それ並行して、料理の話題になると、お寿司を巻けるのか？と聞かれたり、日本包丁の切れの良さや捌き方の技術を褒められます（侍の刀から連想されているのでしょうか…？）。ちなみに、日本で普通レベルに料理が出来れば、こちらではそれが既に上出来レベルです(笑)。
野菜の切り方や味の付け方の繊細さは、日本料理がかなり秀でています。
さらに、オススメの最新アニメは何か？と聞かれたりもします（私はあまり詳しくなく、返答に困ってしまいました…）。ドイツに来る際は、日本料理＆アニメについて少し話せるネタを持っていると良さそうです！
それから、昨年ドイツの会社に面接に行った時、日本人の人柄・働き方について話をしました。人事担当の方が「日本人はドイツ人とよく似ていますよね。真面目で、時間通りにやることをきちんとやる。そして日本の方はとても丁寧です。」と言われて、私は緊張がほんの少し和らいだことを覚えています。
日本の労働環境については、“働き過ぎ” “残業手当が出ない” “労働以外の付き合いが多い” といった過酷なイメージも定着してしまっていますが、それでも真面目な日本人の働き方は評価され、またそれがここでも期待されていると感じました。
私がドイツで数年過ごしてきて、日本人として期待されたことはこのくらいです。ここでは日本に対するイメージが良く、日本人であることによるマイナス面はありません。しかし、移民が多いドイツには世界中から来た外国人が沢山。遠く離れたアジアの一国である日本だけが、群を抜いて印象的な国というわけではないようです。
まだまだ日本の文化について未開拓なドイツ。渡独したら伝えたいという日本の良さ・文化があれば、ぜひここでそれを広めていきましょう！
いつかそれが定着し、日本に対するイメージが変わったりしたら面白いですし、想像するだけでワクワクしますよね♪
ライター：yodan＠ドイツ
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