Canada混乱の続く2016年カナダのワーキングホリデー申請レポートの後編。ワーホリニュースでは昨日に続き「ビザ申請.COM」さんにご協力をいただき、その『真の実態』について最新レポートをお送りします。

前編から続く)
節約ということでご自身でビザ申請をすることはいいチャレンジだと思います。自身のワーキングホリデーや留学なので、丸投げにしないで挑戦するのは個人的に大賛成です。
ただ、それは相手の受け皿(ビザの申請を受ける国側のシステム)がしっかりしていればこそ。なので今年は個人申請するには酷な状況かと感じています。

自分で申請をして途中で分からなくなった方からの相談もかなり多いです。出来るだけ救済をしていますが、残念ながら引き受けられないケースもあります。それでワーキングホリデーや留学の予定が変わってしまうのは、ぶつけようのない憤りなってしまう方もいます。
だからこう考えてください。ビザ代行の利用料は各社色々な料金設定がありますが、それをただの利用料や手間賃でなく、「ワーキングホリデーを実現するのに一番重要なビザ取得のための安心料」であり、「 頑張れば自分でも出来るかもしれない、でも依頼をすれば申請ミスや時間のロスのリスクが無くなり、何よりいつかいつかという不安を解消する安心を買う」と。ご自身に取って適正価格であれば、今年のカナダであれば、スキルのあるプロに任せることはそれだけの価値がある、高くないものになると思います。

それでも自分でチャレンジする人への最大のアドバイスは、申請のためにアカウントを作成する際に必要な「ID」・「パスワード」・「Q&A」を「絶対」に「正確」に控えておくことです!
これさえあれば、ある程度の状況でもプロは解決してくれると思います。

最後にもしカナダ関係者の方の目に触れることがあれば言いたいです。カナダ政府に意見を言える日本関係者の方でもいいです。
「たかがワーキングホリデービザ」と考えられてるかもしれないですが、「遅れたって結局は取れればいいじゃない」と考えられてるかもしれないですが、それに目標や夢をかけてる人もいるのです。
予定を立てて、今か今かと毎日進展をチェックしている人もいるのです。数年前から計画して、コツコツ貯金をして、「さあ今年!」とチャレンジする人もいるのです。
そういう人たちがこの申請システムを利用していることを理解してください。

今年から始まった抽選のシステムにそこまでの必要性はありますか? イギリスのワーキングホリデーのように定員が少ないとか、その定員を数日で超えてしまうほどの申請があるならともかく、過去に申請が殺到して数日で定員を超えたことなどないカナダに本当に必要ですか?
何か都合があってのことかと思いますが、少なからず申請する側は歓迎していません。

また、この申請は、たとえばニュージーランドのワーキングホリデーのように無料ではありません。
有料であればもっと利便性を高めるべきではないですか? せめてもっとトラブルを回避するシステムの事前準備やテストが必要だったのではないですか?

そして何より約束・発表した期日は守るべきではないですか?
申請は人によって変わるというばらつきがあるものではなく、同じ進行であるべきではないですか?はっきり言って、「守るべきですし、同じであるべき」です。それが普通です。たとえばオーストラリアのワーキングホリデーのシステムは安定した運用を実現しています。

もちろん完璧は無理ですが、あまりにも繰り返しの不具合が多過ぎます。どうか、理解ある対応を、日本人のワーキングホリデー・留学に携わる1人として切に願います。
そして今年申請をする方、渡航する方は諦めないでください。必ず活路は見いだせるはずです。
頑張ってください!

ビザ申請.COM」運営 国際コミュニケーションセンター@永岡


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