ノルウェー式リラックス法

個人的にノルウェーにいると、無意識のうちにリラックスできているなぁと感じます。時間もゆったり流れているし、たとえストレスを抱えていたとしても、気づかないうちにリリースされている気がするのです。

思いつく理由をいくつか挙げていきます。

1.家の中にものが少ない(シンプル)
もちろん人にもよりますが、比較的ものが少ない空間を維持している人が多い様に思います。
子供がいる家庭は少し異なりますが、パートナーと2人暮らしの友人はほぼほぼシンプルにまとまっていて、必要最低限のものを自分の好みで揃えている人が多いです。
物があふれていると気持ちが落ち着かないのは、「ミニマリスト」のコンセプトと似通っていますが、実際物が溢れるほどあればあるほど、選択肢が増え、それだけで無意識のうちに疲れてしまう気がします。

2.デザイン性がある
北欧の家は、「温かみがある暗さ」という言葉がぴったりな気がします。その中でも、照明の役割は大変大きく、重要な役割です。間接照明を多く取り入れることにより、柔らかい光を部屋全体にもたらしてくれます。光がこれほど精神的なリラックス効果があるという事を、身をもって経験している気がします。
北欧インテリアのIKEAの展示ルームを見てください。日本の家具屋さんが、天井につける照明を多く取り扱っているのに比べ、間接照明の多さに驚くかと思います。

3.窓が大きい・天井が高い
北欧は、冬が長いのでできる限り日中は日の光を取り込める設計になっています。そのおかげで、窓は背丈以上あるほど大きく、北欧人の身長が高い事も影響しているのか、天井がとても高いです。
とにかく、家の中にいても閉塞感がなく、開放感に満ち溢れていますので、自ずと気の循環もいいのかな?と勝手に思っています。

4.緑が近くにある
バルコニーや庭を持っているおうちが多く、そこには観葉植物が多く置かれている家が多いです。これも寒い冬を乗り越える為に役立っているかと思います。自然治癒力は本当に効果があると思います。是非トライしてみてください!

5.家での義務仕事が少ない
小さい事かもしれませんが、うちのアパートの前には巨大なゴミ箱があり、曜日を気にせずにバンバン捨てる事ができます。毎日仕事前に捨てると気持ちもスッキリなります。食洗機もほとんどの家庭に備え付けられており、ささっと水洗いしたあとは食洗機の中に放り込みます。あとはスイッチを押したら、乾燥までしてくれるので超絶楽チン。
また個人主義な北欧では、自分の事は自分で!が基本なので、妻が夫の朝ごはんを作らないといけない!という感覚もなく、ランチも自分達で簡単に包んでいくというスタイルが一般的。洗濯は気付いた方がやります。日本も今は共働き家庭が増え、ノルウェースタイルに近い家庭も増えているかもしれませんね!

ライター:森永@ノルウェー


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