ノルウェー=ブルーアイズ・金髪・長身・子育て・家事を担ってくれるイケメン&イクメン!
を、幻想(?)に抱いてワーホリなどで移り住んでくる方が中にはいらっしゃるかもしれません。そんな方々に、少しだけ辛口、でも!必要な情報を共有します。

まず、ノルウェー人(=北欧人)ってブルーアイズ・金髪・長身な人が多いんでしょ〜?と、思われている方。答えは、YES。
基本的に色素がとっても薄い方が多いので、上記の特徴に当てはまります。ただ、ルックスは完全外国籍だけど、ノルウェーの名前&ノルウェー語ペラペラの子もいます。その子達の多くは、養子縁組でアダプトされた人達です。私が出会った中では、もともと両親は韓国・ベトナムの人で、養子でノルウェーに受け入れられた人が多かったです。(といっても、かなりマイノリティです。)

子育てを手伝ってくれるイクメン(この言葉、実は私は意味不明なのですが)、積極的に子育てを手伝ってくれる人が多いんでしょ〜?と思われている方。答えは、YES半分NO。
まず、ノルウェーは男女平等の国です。子供は、両親2人の責任・タスクであり、”手伝う”という概念が、当てはまっていないように思います。
社会の制度や会社も、両親がある程度平等に子育てをできる権利を与えています。(100%平等というのは、難しいというのが実情です)お父さんがベビーカーを引いているだけて、イクメンともてはやされる日本とは違い、それが当たり前の責任ある父親の行動なのです。
父親が育児に参加するという事は、母親だけが親業をする=家で子供とつきっきりの時間が日本よりも少なくなるわけです。そうなると、母親も仕事にいく時間ができます。よって、子供は両親2人で育て、両親どちらも社会に貢献できる仕組みが生まれているのです。
主婦になる事を夢見て、さらにイクメンのノルウェー人がいてくれるなんて、夢のよう!と思っている方には、ノルウェーでの生活は向かないように思います。女性も社会に出て貢献する事を強く求められるため、主婦になって欲しいノルウェー人は、個人的な見解では少ないと思います。*写真は妊娠中女性リポーター

最後に、家事を手伝ってくれるんでしょ〜?と思われている方。答えは、子育てのパラグラフと同じことが言えます。
家事=女性の役割という認識はとっくの昔に消え去っています。最近私が感じているのは、日本人女性の家事に対する熱心さ。最近のSNSを見ると、土日の仕事が休みの日に平日の作り置きのために半日を費やしたり、朝からキャラ弁を作ってあげたり、お掃除グッズの紹介や、楽に掃除ができる方法の共有などなど。ノルウェーではあまり見かけません。その上、写真だけでなく、綺麗なイラスト・テキスト入り!!これが仕事なのでは?と、思ってしまうほどの出来栄えです。
もしも、この家事をノルウェー人夫・妻に求めるのであれば、少し無理があるかもしれません。。。オフィスアワーは、7時〜8時が普通なので、一般的にランチを凝ったものにする時間がありません。。ノルウェーの一般的なランチは、スライスのパンには、ハム・チーズ、以上!が多いのも納得。栄養面で心配な声が出そうですが、これもちょっとしたリアルライフです。。

ライター:森永@ノルウェー


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