ノルウェーは共働きがほとんどで、お掃除に関しても、もちろん”男女平等”です。
私の友達は、曜日を決めて「夜ご飯」「洗濯」「掃除機」「猫のトイレ」を分担していました。かくいう私も、「買い物・夜ご飯担当」で、ご飯後の片付けと洗い物・洗濯や手強いエリアの掃除(季節毎の窓の掃除や、オーブンの中、床のワックスがけ)などは、パートナーが担当となっています。
ところで、ノルウェーでは食洗機は必須家電です! 家の賃貸や売買の内覧会の時も、食洗機がないとかなりのマイナスになります。サイズは日本のように、毎食用の小さめではなく、比較的大きめです。朝ご飯をたべたら、さっと水で流してそのまま食洗機へ入れ、回しません。夜ご飯も同様です。なぜなら、ノルウェー人の多くは食洗機がいっぱいになった時に、まとめて洗うからです。
ノルウェーと日本で違うなぁと思った事は、洗濯機・食洗機共に使用される水の温度です。こちらは、蛇口をひねればキンキンに冷たい水や、火傷してしまうほど熱いお湯がでてきます。食洗機・洗濯機も温度の設定はできますが、基本的にはかなり熱い”お湯”で洗濯します。そのため、汚れも簡単に落ちますし、油汚れも綺麗さっぱりです。
さて、ノルウェーでは季節変わりやクリスマス前に大掃除をする人が目立ちますが、その時期になると、私の周の人はかなりの確率で「ハウスクリーング」を他人にお願いしていました。 総合サイトの求人に「何時間のハウスクリーニング、○○kr」と、書かれていて、働きたい人(主に移民や、学生など)は、時給でお仕事をゲットできる仕組みです。私は、家の掃除は他人にお願いした事はありませんが、引っ越す時の大掃除は、お願いしました。
ノルウェー人の家は、比較的すっきりしている人が多いように思います。毎日掃除しなくてもいいように、常に必要なものと不必要なものを分けている印象です。ミニマリストとでもいうのかもしれません。
因みに、私は自転車旅を良くします。ガソリンスタンドにいくと、空気入れ(ガス)や自転車を洗えるように、高圧洗浄機があります。無料で誰でも使えるので大変助かっています!(画像参照)
ライター:森永@ノルウェー