ノルウェーは、隣国と陸続きで繋がっているため、外国に出かけている感覚無しに旅行に行く事が可能です。近年は、テロ対策のため臨時パスポートコントロールが行われるときもありますが、基本シェンゲン内では国境を超える際にパスポートを見せる必要はありません。

隣同士が近く感じる事の理由は、地理的問題だけでなく言語的問題も強く関係しています。なぜなら、北欧を1つ例にとっても、デンマーク語とスウェーデン語とノルウェー語は、口語的、もしくは文法的、書き方的に大変似通っているのからです。
スウェーデンでノルウェー語を話すと、大概の事は通じてしまいます。また、ノルウェー語はゲルマン系なので、ドイツ人は少しノルウェー語を勉強すると、たちまちペラペラに話せるようになります。しかし、日本人からすると似ているようでも、違う言語なので多少なりとも苦労する事があります。

話は変わりますが、私はポーランドに行く機会が多く、個人的にも大好きな国です。何せ、物価が安い!! そして、私がポーランド語を話そうとすると、みんなちゃんと聞いてくれます。ポーランド語は、スラブ語源なので、書き方はアルファベットなのですが、発音等はロシアよりです。ノルウェーはゲルマンよりなので、全く違うはずなのですが…ポーランドに旅行中、今だから言える恥ずかしい経験をしました。

ノルウェー語で、「takk=タック=ありがとう」
ポーランド語で、「tak=タク=はい」
上記の2つにニュアンスを加えて言うと、「ターク」という言い方になったり、「タク」と短くなったり色々です。ノルウェー語はある程度話せるにしても、ポーランド語は赤ちゃんレベルしか話せない私です。ポーランド語を頑張って覚えようとして、いつの間にかとっさに出てくる言葉が、ノルウェー語の意味合いだったりします。

上記のタックも、言い間違えた事もありますし、ありがとうの代わりに「乾杯」と言ったこともありますし…失敗なんて数え切れません。イギリスだと、ありがとうの意味で、乾杯を使ってもおかしくはないのですが、ポーランドでは「??」となります。なので、上記を間違えて言ったとき、今だからこそ笑えますが、当時は「はい?なに言っているの?」という感じの顔で見られて、大変恥ずかしい思いをしました。

今になって思い返すと、この失敗があったからこそ、精神的に強くなれたのかなぁなんて思っています。語学力は恥ずかしい思いをすればするほど伸びます!(個人的意見ですが…)ただ、場数=失敗の数だけ成長がある事だけは断言できます。失敗を恐れずに頑張りましょう!

ライター:森永@ノルウェー


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ