クリスマス・年末年始が怒涛の様に過ぎ去り、静かに新年を迎えたノルウェーです。年末年始よりも、クリスマスの方がホリデーとされるノルウェーでは年始めは日本よりも少し早いです。会社でも、恒例のハグとキスで新年の挨拶をして仕事始めをします。
さて、去年は今までにないほど様々な悲しい事件が起こったヨーロッパです。ヨーロッパ各国で起こるテロに国民は悲しみ、イギリスのEU脱退でヨーロッパの共同体が崩れ始め、難民問題で欧州連合が一緒にどうすれば一番良くなるのかを考えました。
一方で、日本とノルウェー間ではワーホリ提携以降、徐々に日本からも人が集まるようになりました。オスロには、お寿司だけでなくラーメンやたこ焼きも出店され、日本ブームがじわじわと来ているのを感じる1年でした。街中でも、日本語が聞こえるようになって、オスロにも観光目的での日本人客が増えてきました。嬉しい限りです。そこで、ワーホリでノルウェーに来られる方に注意点と言っては大げさですが、アドバイスになればと思い今回は書きたいと思います。
1、 安全面
ノルウェーは、基本的には他EU諸国に比べ安全レベルは高いと思います。首都のオスロには、移民はたくさんいますが住んでいて危険を感じることはあまりありません。もちろん、首都を離れるとさらにのどかになります。ただ、暗い時間帯に、移民系の人々が多く住む地域・駅・人気が少ない所は絶対に近づかない事をお勧めします。やはり、ノルウェーも私たちにとっては外国。何が起きても自分の身は自分で守る事が大前提です。危機管理はしっかり行ってください。
2、 お金面
物価が高い事でも有名なノルウエーですが、基本的な生活をしていくだけでも、ものすごくお金がかかります。住居費・生活費・その他移動費等、ある程度自分で計画を立てて、見積もりを出し、余裕があるくらいの資金を貯めてからの渡航をお勧めします。アルバイトも、すぐに見つかるわけではありませんし、国民ナンバーがもらえるまでは、携帯電話の契約・銀行口座の手続き等できません。1日ノルウェーにいるだけでも、お金はどんどん消費されていきます。最初からしっかり計画していきましょう。
3、 精神面の準備
先ほども述べましたが、アルバイト探しはかなり大変です。断られるのは当たり前という覚悟を持って、職を探しましょう。また、いろんなイベントに行っても、ノルウェー人から話しかけられる事は稀です。基本的にシャイという形容詞が似合うノルウェー人。決して悪い人ではないのですが、打ち解けるまでに時間がかかります。自分から積極的に話しかけていきましょう!
外もこれからは、どんどん明るくなっていきます。これから渡航される方、北欧の夏はとっても爽やかで気持ちいいです。思う存分楽しんでくださいね♩
ライター:森永@ノルウェー