日本では、一纏めにされがちな「北欧」ですが、北欧人はどの国の人も、自国民としてとても誇りを持って生きています。そのため、全てまとめられ喜ぶ北欧人は少ないと思います。
そこで今日は、ノルウェーとスウェーデン・デンマーク・フィンランドの国民性の比較をしたいと思います!
まず、はじめに断っておきたいのですが、この記事は、私の偏った見方が入っていますので、全ての人が対象になるとは言えませんのでご了承下さい。
さて、ノルウェー人といえばみなさんはどんなイメージを持っていますか? あまり、イメージがわかない人も多いかもしれません。日本のメディアでは、北欧家具やフィヨルドなどにはフォーカスされていますが、国民にはあまりフォーカスされていないように思います。
ノルウェー人は、一般的にとってもシャイと言われていて、お酒が入ると人格が変わるとさえ言われています。少し日本人と似てる…?なんて、親近感を覚えちゃいますよね。
それから、シャイである国民性であるため外国人にとっては、ノルウェー人と友達になることはかなり至難の技です。大学や職場、何かのグループに入ると話は別ですが・・・
一方で、スェーデン人と、フィンランド人、デンマーク人はどうでしょうか。
まず始めにスウェーデン人
→北欧の中でもかなり国際的で外に開いている国だと感じます。スウェーデンから国外に行くための留学制度もノルウェーより支援が厚いように思います。また、国民性としてはとても明るくて人懐っこい感じがします。外国人に対しても、すぐに話しかけてくれます。田舎のカフェに行った時に、話しかけられた時はとっても驚きました!ノルウェーでは、カフェやレストランなど隣同士でも滅多に話しかけられません。これが田舎となれば、尚更です!!
次に、デンマーク人
→地理的な理由もありますが、性格的にも北欧というよりも、ヨーロッパに近い印象です。ノルウェー人の事をかなり田舎者に思っているような雰囲気を感じる事もしばしば。デンマーク人にノルウェー語で話しかけても、英語で返ってきます。意思疎通はできるのですが、英語の方がもっとインターナショナルでかっこいいからなのでしょうか。
最後にフィンランド人
→フィンランドも北欧の一部ではありますが、文化的にも北欧というよりは、バルト三国やロシアに近い印象があります。お酒もビールやワインなどではなく、アルコール度数の高いお酒を好むようです。国民性は、北欧人とは少し変わった独特な雰囲気があります。話すとみんなとっても優しいのですが、一見怖そうな印象を受ける時もあります。話しかけるととっても優しい人ばかりです!!
ライター:森永@ノルウェー