ノルウェーは物価の高い国として有名です。1NOK=13.5円(2月現在)というレートでコンビニのコカ・コーラが25NOKだと考えると日本の倍以上の値段です。これだけ見ると日本とノルウェーの価格のギャップはかなり大きいですよね。日本円に換算して計算すればほぼ何を買っても少し割高に感じます。
筆者はノルウェーで生活しはじめて2ヵ月くらいこの割高感が抜けませんでした。ですが、その感覚は生活が長くなるにつれ徐々になくなっていきました。その理由は大きく2点あります。
1点目はノルウェーで仕事を見つけてクローナを稼ぐことが出来れば物価の高さはそこまで感じなくなるという点です。物価水準が高いので賃金水準もそれに合わせて高くなっています。だいたい日本円に直すと時給1500円くらいは普通です。なので仕事さえ見つけられれば物価のギャップは徐々に薄れてきます。
2点目は買い物が上手くなって無駄な出費をしなくなるという点です。要するにセール品を見極めたり、どこのお店が安いのか、などの情報に詳しくなってくるので、どこにお金をかけてかけないのかという判断が上手くなります。ものによっては日本で買うよりも安く感じることも結構あります。
しかしながら一番大きい理由はただの慣れなのかもしれません。オーストラリアに1年ワーキングホリデーに行っていた友人にオスロの物価について尋ねると、「むしろ安いくらい」という回答でした。ノルウェーの物価が高いのは間違いないですが、日本の安い物価感が抜けてくればギャップは感じなくなってきます。
観光客にとっては高い国ですがワーホリの長期滞在なら物価のギャップは心配いりません。
ライター:にしいたかひろ@ノルウェー(ブログ)