1)情報に惑わされない。
インターネット普及してからというもの、私達の身の回りは常に溢れんばかりの情報で満ちています。「ワーホリ」と検索しただけでも、何百というサイトや情報が出て来ます。そこの中から自分に必要な情報を探すとなると、とてつもない労力と時間を費やします。
本当に自分が知るべき情報は何なのかを洗い出し、ピンポイントで、信頼性の高い(フェアな立場の機関)で情報を集めると、より確実性が増すのではないかと思います。ただし、非営利団体、一般社団法人などを名乗る団体などには公的機関の「なりすまし」もあるので注意が必要です。
また、重要度の高い情報は人に聞くことも大切かと思いますが、自らで集めた方が確実です。海外に行くのは他でもない自分なのですから、国内にいる時から自分でリサーチする事がとても大切です。
2)駄目もとでも話をしてみる。
現地で、ボランティア、アルバイト、学生、インターンなどを体験したいと思っている方も多いと思います。現地の募集要項を見てみると、「期限が過ぎている」!!と、いう事もあるかもしれません。しかし、私はそこの団体や学校、機関、企業に直接問い合わせをする事をお勧めします。
メール、電話、訪問、様々な方法がありますが、積極性を見せるにはアクションが何より大切です。日本とは、アプローチが違うかもしれませんが、「どれほど、このポジションが私にとっては、意味のある事なのか」を、アピールするには、あなたが思い浮かべられる全ての事をトライすべきたと思います!
3)自己嫌悪に陥っているのは自分だけじゃない事を知る。
海外ってとても、孤独で時々周りが自分よりはるかにすごい事を成しているように見えます。現地語を習得するときも、(私の場合はノルウェー語)ドイツ人は、3ヶ月でマスターしちゃうんです。時にはこんな当たり前のこと(日本人にとってノルウェー語は、習得に時間がかかる事)でさえも、落ち込む要因になります。そんな時に、自分の中で塞ぎ込まず、話せる相手に話した方が解決の糸口を見つけやすくなります。
私の周りには、日本人は残念ながら一人もいませんでした。仲の良かったアメリカ人に私の悩みを打ち明けると、「私なんて同じアメリカから来た○○ちゃんの方が、ノルウェー語上達が目に見えてわかるし、比較されるからもっと落ち込むよ!」と、逆に比較対象がいない私はむしろラッキーなのか、と、気づけた記憶があります。
我慢や、忍耐を良しとする日本文化は、海外には、あまり持ち込まない方がいいのかなぁと思います。
ライター:森永@ノルウェー