ノルウェーでは環境政策を積極的に行っており、その一環としてゴミの分別が細かく分けられています。日本でも循環型社会形成推進基本法などの枠組みが形成されリサイクルへの認知度や関心はあがっていますがノルウェーではより一層その関心が高いように感じます。
今回はノルウェー流のゴミ捨てマナーをご紹介します。日本ではゴミ袋は買うものという認識があるでしょう。オスロではほとんどの場面でゴミ袋を買う必要がありません。スーパーに行くとゴミ袋を無料でもらうことが出来るのです。
上段の青い袋がビニールなどのプラスチックごみ専用のゴミ袋、下段の緑の袋は生ごみ専用のゴミ袋。スーパーで買い物ついでに持って帰れば効率もいいです。
他にもノルウェーにはPantというシステムがあります。Pantとは缶やペットボトルのリサイクルを促そうという意図でプラスされるデポジット料金のことです。大体、購入時に一缶のつき1クローネ(13円)が加算され、後日空容器を最寄りのスーパーに持っていくと現金に換えてくれたり、買い物の料金から引いてくれます。
持って行かずにゴミ箱に捨ててしまうと少し損する仕組みなので缶やペットボトルは皆さんちゃんとキープしてリサイクルに出します。ちなみに僕はこの仕組みを一か月くらい理解していなかったので合計で500円くらい損しました。
ゴミの分別のマナーをマスターすればノルウェーでの生活がより快適になりますよ!
ライター:にしいたかひろ@ノルウェー(ブログ)