・ヴロツワフの街

ヴロツワフはポーランドで4番目に大きな街です。(人口単位)
ヴロツワフには日系企業や韓国企業が多く存在することから東アジア人にとっては比較的住みやすい街となっています。東アジア専門の食材店や、おまかせのみで営業している寿司屋などなんでもそろっています。

観光地としては世界遺産でもある百年記念会館が有名です。
鉄筋コンクリート建築の歴史における画期的な建造物として2006年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
また、日本の庭園を再現したヤポンスキ庭園は観光者にとってもヴロツワフ在住者にとってもとても人気があります。こちらは1909年から1913年に作られたもので約270種類の樹木植物と78種類のアジアの植物が植えられています。またその内の38種類が日本固有の物です。
何度も改修が行われて、現在はより日本の雰囲気に近い庭園となっています。

・ヴロツワフの小人

ヴロツワフの小人とは、ヴロツワフに存在する小人の銅像のことです。
1980年にポーランドの政党「オレンジ・オルタナティブ」が、当時の共産主義政治に対してのデモ、「オレンジ・オルタナティブ運動」のため、風刺的にヴロツワフ旧市街地に”お父さん小人”を設置したのが始まりです。
これは県が設置しているのではないそうで、今では250以上を超える多くの小人の銅像が設置されています。近年は旅行者にもとても有名で観光の際に写真を撮る人も多いです。

結婚式が行われる市役所の前には夫婦の小人、妊娠中絶禁止に対してのデモが行われている際には⚡マークのプラカードを掲げた小人など、様々な小人が存在しています。

・最後に

ヴロツワフの中心地のレストランやお土産屋さんは英語が話せる人が多く、レストランも多種多様でポーランドレストランとイタリアンレストランを除けばタイレストランやインドレストラン、韓国レストランがとても多い印象です。
またヴロツワフは比較的アジア人が多い地域となっていますので、日本料理を作りたいけど食材や調味料が揃わないといった心配はありません。チェコ旅行を考えている方はヴロツワフからプラハまで電車やバスが出ていて三時間ほどで到着するので、立ち寄るにはいい街かもしれませんね。
この記事が皆様のご旅行の参考になれば幸いです。

ライター:ルイージ@ポーランド
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・ブログ:europekingluigi.xyz
・Twitter:@Luigi89036545


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